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栃木県佐野市
【金山神社】
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📍

〒327-0015

栃木県佐野市金井上町2270−1


由緒

創建

1742年(江戸時代/寛保2年)


御祭神

金山彦命

金山姫命



由緒板文章

かねがみさまと天命鋳物

佐野市は、

その起源を天慶二年(938)とする鋳物の産地で、

この地で造られた鋳物は天命(明)鋳物と呼ばれ、

その伝統が今日まで連綿と生きずいています。

当金山神社は、

天命鋳物の最も栄えた江戸時代中期

の寛保二年(1742)に創建され、

「かねがみさま」と呼ばれて、

鋳物師や住民の厚い仰を集めていました

ご祭神は、

金山彦命、金山姫命の二柱で、

総称して金山大明神。

創建当時の社殿は

天命鋳物繁栄を象徴する

荘厳華麗なものだったことが

絵図(文化三年)から想像されます。

金山神社の歴史を物語る資料として、

宝暦十年(1760)に書かれたという

「天明鋳物師由来書」が納められていました。

この古文書は、

佐野の鋳物師達が金屋寺岡から金屋町に至る

三度の住居変選を記述した貴重な文書です。

又、天保三年(1832)に鋳造された

日光輪王寺梵鐘(今も時を告げている)。

その木型が拝殿額として奉納されていました。

(現在、佐野市郷土博物館に展示)

私のこよなく愛する天命鋳物。

その繁栄の時代に建造され、

栄枯盛衰と共に、今日に至った

「かねがみさま」への信仰が、

市民ならびに佐野を訪れる人達の心に、

より深まることを願う次第です。

天命铸物師 若林洋一記

平成18年6月4日

奉納神恩感謝

金山大明神崇敬者一同




2023年10月



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