私は一年前、コロナ禍が始まった後、まず初めに過去の感染症を調べました。

その時、参考として読んだ本が、カミュの「ペスト」です。

「ペスト」を読んだおかげで、コロナは間違いなく長期化するし、何を想定すべきかを知ることが出来ました。(変異株の必然や緊急事態宣言の解除と宣言の繰り返し等)


コロナが長引く事を前提とした上で、会社をどの様に守るのかについて考え、手を打ちました。

また、最悪を想定し「新円切替」までありえると思い、対策をしました。(これに関してはもう無いと判断して対策を解除しています)


会社を守ることと同時に、社会の常識がひっくり返った場合、どうすべきかについても視野を広げたいと思い読んだのが島崎藤村の「夜明け前」でした。

明治維新が起こったことで、江戸幕府時代の常識が悉く覆る中、当時を生きた人々がどの様に考え、行動したのかは、とても参考になりました。


コロナ禍が続きそうなので、引き続き過去から学び、会社として変化に適応していこうと思います。


ペストと夜明け前