*【妄想Zone】は、毎回読み切りの超短編セクゾ小説です。
「もし、こんな恋愛ドラマをSexy Zoneのメンバーが演じたら…?」なんて思いながら書いてます♪
(佐藤勝利くん多め)
昨日のセクゾのインスタの、勝利くんの投稿をご覧になりましたか?
↓ ↓ ↓
↑この勝利くんの写真がカッコよすぎて、久々に妄想ゴコロをくすぐられました♡
今回は、『今のところ、キスまでのお付き合いのカップル』という設定の物語です♪
(※先ほどのインスタの勝利くんの写真を頭に入れながらお読み下さい(^_-)☆)
************
【今夜、このまま…】
「ごちそうさまでした」
勝利くんが作ってくれたお蕎麦を食べ終えた私は、手を合わせて言った。
「どうだった?」
「すごーーく美味しかった♡」
「だろうね」
勝利くんは、ちょっとフザケてドヤった顔をした。
「これはさ、出汁だけじゃなくて水にもこだわってて…」
そこから、勝利くんの『こだわり素材』の話が延々と続いた。
それを聞いてたら、なんだか眠くなってきた。
満腹のせいで、ずっと張り詰めていた緊張の糸が緩んだからかもしれない。
『美味しいお蕎麦が手に入ったから、ウチに食べに来ない?オレが作るからさ』
おととい、勝利くんにそう誘われて、初めて勝利くんの家に来ることになった。
『彼氏の家に行く』ということは、それなりの心の準備も必要なわけで…
あれこれと考えすぎた私は、昨夜は眠れぬ夜を過ごした。
「…聞いてる?」
勝利くんのその声に、私はハッとした。
どうやら、ボーっとしていたらしい。
「ごめんね、お腹いっぱいになったら眠くなってきちゃって…」
私は、話を聞いてなかったことをごまかすために、小さく舌を出して笑った。
「…じゃあ、このまま泊まってく?」
勝利くんは、お茶を飲みながらサラッと言った。
勝利くんの真剣な眼差しが私に向けられ、私の心臓は音が聴こえそうなほどバクバクと騒ぎ出した。
…でも、私は知っている。
勝利くんの湯呑の中は、だいぶ前から空になっていることを。
さっきから、勝利くんは何度も湯呑を口元に運んでは、中身がないのを思い出してテーブルに戻す…というのを繰り返している。
緊張してるのは私だけじゃない。
そう思ったら、気持ちがラクになってクスッと笑ってしまった。
それを『OK』の意味だと捉えたらしい勝利くんは、ホッとしたように「歯ブラシならあるよ」と笑った。
(fin.)
************
以上です♪
素敵な写真のおかげで、久々に恋物語を書けて楽しかったです♡
★【妄想Zone】(物語)の一覧を貼るので、よかったら他の話も読んでみてください♪