土曜日ののんびりした空気感が大好き。

イギリスはまだまだ真冬並みの寒さだとはいえ、
お日さまが照っている間はだいぶぽかぽかして気持ちがいいです。

そんな今回は、朝ごはんについて。



イギリスの食事はおいしくない、
というのは世界中の人が知っている事実(笑)であり、
イギリス人も自虐的に食事の不味さをネタにするほど。

でも、「イギリス料理」ってなんでしょう。

日本の大学院に通っているあいだ、
留学生のチューター(生活、学習関連の世話をできる範囲でする的な役目)を
しばらくやっていました。

イギリスから来た男の子のチューターをしているとき、
「今度、授業で自国の料理を紹介するプレゼンがあるから手伝って」と言われ
日本語のチェックかな、と思いながら会いに行ったら
「イギリスって、どんな料理があるかな」
なんて言われてしまってびっくり!!!

お前イギリス人だろうがよー

と思いながら必死で考えた結果出てきたのがフィッシュアンドチップス。
どんな料理か説明するにはどうしたらいいだろう、と言って出てきたのが
「フィッシュアンドチップスとは、揚げた鱈に揚げたじゃがいもを添えたもの」
とかってなっちゃって、二人で落ち込みました笑

結果「スコーンと紅茶」の方がなんか素敵なブリティッシュっぽいし、
文化も絡められるからいいんじゃないの?となって一件落着しました。

・・・話がだいぶそれてしまいましたが、

不味い不味いといわれるイギリス料理ですが、
何を以ってイギリス料理と呼べばいいのかは甚だ疑問なところ。
(まあローストディナーとかでしょうか。)

でも、イギリスの「朝ごはん」は少なくとも日本人にとっては珍しいもの。
そして、思いのほかおいしい(笑)。
ちょっとこれは紹介するに値するのではないかな、と思います。

イギリスではちょっとしたカフェやレストラン、時にはバーなんかでも
Full English breakfast というものを目にする機会が多いです。
基本的には大豆のトマト煮とグリルしたトマト、ベーコン、ソーセージ、
ブラックプディング(豚の血でできたソーセージのようなもの)、
ハッシュポテト、目玉焼きなんかを大きなお皿にまとめて盛ったもの。
それにトーストと紅茶もしくはコーヒーがつく、といった感じです。

ブレックファストという割に、一日中注文できるしとんでもない量で現れます。
紅茶大国イギリスではブレックファストティーというものも飲まれています。
ホテルなんかにいくと、「イングリッシュブレックファスト」に対して、
「コンチネンタルブレックファスト」というものも存在していますが、
こちらはパッサパサのパンにチーズ、ハムなどからなる簡単なもの。
本当に大陸の人がこんなものを食べているのか、それともイギリス人が
自分たちの朝食を誇りに思いすぎている結果なのか(笑)わかりませんが、
一体何が特別なんでしょうか。

聞くところによると、これは産業革命期に生まれた食事だそう。
朝食からこんだけ食べないと力がでなかった、とかそんな感じでしょうか。

誰の言葉かは残念ながら覚えていないのですが、
「イングランドで美味しいものを食べたいなら朝食を3度食え」、
みたいな言葉があるほどいろんないみでこの朝食は特別なようです。

ちなみに、スコットランドへ旅行した際、ホテルで
「スコティッシュブレックファスト」なるものを目にしました。

なにかと思えばイングランドのそれとほぼ(というかまったく)同じもの笑
とことんわけのわからない国、イギリス。嫌いじゃないけど、ついてけない。

でも、イギリスで朝ごはん、なかなかいいものですよ。