今週、ジン(中3)は修学旅行である。
持ち物の準備を、先週金曜日に
ジン:「来週の○曜日までに、大きい荷物の準備するから、不足品は週末に買うから。」
と、私に言っていた。
こういうことが、自然に出来るのは良いことだと思う。
前もって、準備するのが良いことなのは勿論だが、
そのことを、「誰かに言っておく」というのが。
万が一、週末に本人が忘れそうになったら、
言っていた誰かに「声をかけて貰える」確立が高くなるので、
本人、それまでの間、そのことだけを考えて、緊張していなくて済むのだと思う。
ジン(中3)、土曜日に、朝、勉強を終えると、
ジン:「調べてみたら、『歯ブラシセット』しか買わなくて、いいから。
お昼ご飯のも、何か、買って来ようか?」
と、言う為、昼、何にしようかな・・・と、二人で相談し、
そうめんに関する諸々をついでに買ってきて貰った。
レシートと残金を確認した。
ありがたいことだ。
それから、自分で、年に数回出番のある、アウトドア用の大きいリュックに、
チェックリストにチェックを入れながら、色々と詰めていた。
こずかいを渡し、
珍しく、
ジン:「お土産は、○○と△△とかに、買おう。
あと、塾の先生なんかにも。いつも、貰ってばかりで、悪いから。」
塾の先生に、旅行の土産で、塾の休憩に食べられるお菓子を何度か貰っているのだとか。
いつも、貰っている方に買おうという、発想が出来るようになっているんだと、
これまた、感慨深い。
誰それに、買って来たら?というようなことは、余計なお世話になると思い、言うのはヤメタ。
上記一連の行動に、成長を感じていた。
今朝、
私が、それらの荷物の中身を確認しようかと、声をかけると、
ジン:「なんで?なんで、そんなの干渉でしょ。」
私:「なんでって。最終チェックのつもりなんだけど。何か忘れていたら、まずいから。」
ジン「大丈夫だから。いいから。」
・・・。
しかし、荷物に関して、服装や持ち物が保護者周知へのプリントに記載されているのは、
保護者の指導と言う側面もあると思うのである・・・。
よく、隠れて、ゲームなどを持っていくという話を聞くが、
ジン(中3)は、そもそも、ゲーム機は壊れているし、そういう類の理由では無く、
本人の言う通り、自分の準備した荷物を見られて、アレコレと言われるのが嫌なのだろう。
今日、帰宅したら、ひと悶着な予感・・・。
けれど、それは、自立心から来ている一歩だというのも、忘れずにありたい。