干渉の度合い | 発達障害・グレーゾーンつれづれ

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ご訪問頂き、ありがとうございます。高機能広汎性発達障害・LDの息子ジン(15才・中3)とADHD傾向の弟ピン太(13才・中2)。そんな息子達との日常生活や、時々、療育など。気の向くままに綴っているブログです。コメント・メッセージ等、お気軽に残して下さいませ。

今週、ジン(中3)は修学旅行である。


持ち物の準備を、先週金曜日に

ジン:「来週の○曜日までに、大きい荷物の準備するから、不足品は週末に買うから。」

と、私に言っていた。


こういうことが、自然に出来るのは良いことだと思う。

前もって、準備するのが良いことなのは勿論だが、

そのことを、「誰かに言っておく」というのが。

万が一、週末に本人が忘れそうになったら、

言っていた誰かに「声をかけて貰える」確立が高くなるので、

本人、それまでの間、そのことだけを考えて、緊張していなくて済むのだと思う。


ジン(中3)、土曜日に、朝、勉強を終えると、

ジン:「調べてみたら、『歯ブラシセット』しか買わなくて、いいから。

お昼ご飯のも、何か、買って来ようか?」

と、言う為、昼、何にしようかな・・・と、二人で相談し、

そうめんに関する諸々をついでに買ってきて貰った。

レシートと残金を確認した。

ありがたいことだ。



それから、自分で、年に数回出番のある、アウトドア用の大きいリュックに、

チェックリストにチェックを入れながら、色々と詰めていた。



こずかいを渡し、

珍しく、

ジン:「お土産は、○○と△△とかに、買おう。

あと、塾の先生なんかにも。いつも、貰ってばかりで、悪いから。」

塾の先生に、旅行の土産で、塾の休憩に食べられるお菓子を何度か貰っているのだとか。

いつも、貰っている方に買おうという、発想が出来るようになっているんだと、

これまた、感慨深い。

誰それに、買って来たら?というようなことは、余計なお世話になると思い、言うのはヤメタ。

上記一連の行動に、成長を感じていた。



今朝、

私が、それらの荷物の中身を確認しようかと、声をかけると、

ジン:「なんで?なんで、そんなの干渉でしょ。ブー顔

私:「なんでって。最終チェックのつもりなんだけど。何か忘れていたら、まずいから。」

ジン「大丈夫だから。いいから。ブー顔


・・・。


しかし、荷物に関して、服装や持ち物が保護者周知へのプリントに記載されているのは、

保護者の指導と言う側面もあると思うのである・・・。


よく、隠れて、ゲームなどを持っていくという話を聞くが、

ジン(中3)は、そもそも、ゲーム機は壊れているし、そういう類の理由では無く、

本人の言う通り、自分の準備した荷物を見られて、アレコレと言われるのが嫌なのだろう。



今日、帰宅したら、ひと悶着な予感・・・。

けれど、それは、自立心から来ている一歩だというのも、忘れずにありたい。



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