中学校に入学してからも、
月に一回でも、ピアノ教室に通っているピン太(中2)。
習い始めたのは、小2から。
先生:「ここは、自分の好きな曲を弾くピアノ教室です。」
な、教室である。
私の知り合いの先生。
最初こそ、先生から曲の提示があったのだが。
あとは、本人が仕入れた弾きたい曲を交渉して、練習?している。
ピン太(中2)は、小学生の時は、遊びに忙しく。
正直あまり、練習が好きでは無く。
だから、「(教室に通うの)辞めたら?」
と、本人に言ったこともあるのだが。
教室で弾くのはとても好きだったので、
ピン太:「辞めないよ!」
・・・で、通い続けている。
それで、先生も了解してくださっている。
それが、中学生になり。
部活やら塾やらで、多忙になって。
外遊びの時間が殆ど無くなったのと同時に。
ピアノに向かう時間が多くなった。
元々、脱力しない彼のタッチは。
ダンダン、鍵盤を叩くような、激しい弾き方であった。
それは、幼い頃はそれでまあ、元気いいなって感じで、
良かったのだけど。(?)
ここ2年くらい。
何を弾いても、
ダンダカダン・ダンダカダン・・・。ダダダダダン!
集合住宅で、ヘッドフォンをしているので。
こちらには、ピアノの音は聴こえず、強烈なタッチだけが聞こえてくる。
とうとう、下の階から、苦情が出て、
電子ピアノの足に。
防音のクッションを入れ、弾く時間帯を大幅に制限。
しかし、今度は、ついに、ダンダカダンに耐えられなくなった、
ピアノの鍵盤が壊れた。
鍵盤を押すと、いくつかの鍵盤が凹んだまま、上に戻らなくなってしまった。
男の子のいる家。
多少のモノが壊れるのは、仕方ないにしても。
気分転換の為に、ピアノを弾いているピン太(中2)なのに。
ピアノを弾いて、余計イライラするようになった。
修理できるだろうか・・・。
それに、修理しても、あのタッチだとまた、壊れるのではないかな?
そしたら、その時に考えるようにしよう。
ダンダカダン!が、我が家から消えてしまうのは、
寂しいから。