昨日、やった~と、子供達を送り出したのも束の間。
掃除をちょこっと・・・念入りに行う。
業者さんが、うちに入る予定だったから。
新年早々。
シャワーヘッドが取れた。
そして、はめられない。
床にポコンと取れた、シャワーヘッド一つ。
誰の仕業かは、言うまでも無く。
ピン太(小6)。
本人に、シャワーヘッドをはずした理由を尋ねた。
↓
シャワーの出が弱い。
シャワーヘッドを取って、中を覗いて、原因を確かめよう。
この部品を取ったら、もっと水圧が上がるのではないか、
と、思った。
そして、思ったら、即実行。
入浴の度に シャワーヘッドを取ったり付けたり、していたらしい・・・。
結果、シャワーのプラスチックのネジ部分の溝が摩耗してしまって、
金属部分に かみ合わなく、はめられなくなってしまったのだが・・・。
朝のNHK連ドラ「ごちそうさん」の主人公の娘の
「ふ久ちゃん」と、行動が かぶって見えてしまった。
(たまたま、「ごちそうさん」は、見ることが多い。「じぇじぇじぇ」は殆ど見なかったが)
掻い摘んで説明すると、
主人公の、娘のふ久ちゃんは、
石はなぜ落ちるのだろうと思えば、下に人が通ったら危ないと思う前に、2階から石を落とし。
結果、男の子の足に当たり・・・。
煙は、なぜ、上に上るのだろうと思ったら、そこら辺のものに火をつけてしまう。
結果、燃え広がる寸前で、消し止められ、登校一時停止を担任から告げられた。
主人公である母親は、お手上げ。
ふ久ちゃんのおじいちゃんは、ふ久ちゃんに「重力」や「引力」について、説明し、
ふ久ちゃんは一先ず、納得していた。
ふ久ちゃんは、物体が落ちたり、浮かんだり、定位置にあったり。
それが何故なのか、知りたかったのだ。
昨日はそこで終った。
・・・この子、ちょっと、凸凹系っぽいなと、一昨日思い。
昨日は、ふ久ちゃんとはちょっと違うが、
アイディアから即行動するところが、ピン太(小6)と似ている。
どうなるか・・・という途中をスッとばかす所が。
・・・そこ、似てるんだなと、思った。
そして、
うちのふ久ちゃんにも、このように説明しなきゃね。
と、TVを観ていて思った。←単純である。
ふ久ちゃんは、小学校低学年で、我が家は、6年生なのだが・・・。
今までは、彼が聞けるように「短い説明」を心掛けたが。
先日のWISCでも、興味のあることは、
かなり長いセンテンスも、もう大丈夫だろうという結果だったし。
水道はポンプで「圧力」がかかること。
それが「水圧」。
一つのポンプで、社宅の各家庭へ別れた、水道管を通って、各家庭の水が出る。
シャワーヘッドをいじっても、「水圧」は変わらない。
ここの社宅の設備上、家庭の水道を同時に2つ使うと、「圧」が分散されて、
つまり、「力」が二つに分かれて、弱くなってしまうこと。
それは、今、社宅で、調整中の案件であること。
シャワーヘッドのネジはプラスチックで
取り外しを繰り返すと、簡単に摩耗・こすれて、溝が浅くなるので、
はまらなくなる。
つまり、故障。
お金を払って交換しなければならない。
だから、業者以外は取ってはいけない事。
・・・を話した。
そして、摩耗の件は、業者さんからもピン太(小6)に説明して頂けた。
ふ久ちゃんも、小学校低学年ではあるが、おじいちゃんから詳しく説明を受けたように。
ピン太にもお母さん以外の専門家からの意見を聞いてもらった。
業者さん、ありがとう。
↓
うちのふ久ちゃんも納得してくれた。
業者さんに尋ねたら、
「こんなの、工賃頂けないです。シャワーヘッドの取り換えだけですから。」
と、新しいシャワーヘッドを取り付け、そのお代だけで済んだ。
そう。
・・・一つづつ、試さないと納得しない子は。
大きくなっても、まだまだ、「試さないと」納得しない・・・と、思い知る。
だからこそ、とんでもないこと=いかなる理由があろうと、
許されないことを試さないように。
主に、自分と他人の生命にかかわることだが、
そこだけは、止めた。
言葉が理解できるようになったら、自分で止められるように
話して聞かせた。
思ったら、即実行して良い場面は、少なくて、そこに「判断」が必要なことも。
そして、大人は、行動に、注意を払っておくことも必要。
「良い事も悪い事も一通りやります。人一倍やります。ピン太君は。」
心理の先生のお言葉が身に染みる。
ちょっと疲れるけど。
その行動力は、形を変えて活かせる時もある。
いやはや・・・。
新年早々、高い授業料。