ジン(小6)の学校でのトラブルを
その都度ではないが、結構、横で聞いていたピン太(小5)。
ピン太(小5)
「お前、そんなん気にしてたら、学校なんか行けなくなっちゃうよ。┐( ̄ヘ ̄)┌」
勿論、
現場にいない ピン太の言う事は 真に受けられないし、
それから、その人その人で、感じ方は随分変わるもの。
しかし、例えば、じゃ~、この場合は?
と ピン太(小5)に ケースごとに尋ねると、
即答で しかも実践可能な バリエーション豊かな対処法が却ってくる。
そして、思うのは、
こんなに、色々 ケースごとの処方法を考えられるピン太(小5)は、
そのようなトラブルはトラブルではなく、「出来事」なのだ。
その出来事は、ピン太にとって、イチイチ覚えていなくても良いと言う事。
取るに足らない事。
しかし、
その場で、固まってしまう兄(ジン・小6)は、
対処できないからこそ、覚えている。
対処できないから、トラブルなのだ。
そして、
この場合はこう対処する・・・と、ケースを蓄積している。
蓄積してはじめて、いつか、対処出来るかもしれない。
今回、相手に対して、担任を介してだが、
自分にされた嫌な事を 相手に伝えたジン(小6)は、
された事を逐一、覚えている。
しかし、それはそれとして。
また、スッキリと学校へ通うようになった。
対処できるから忘れてしまえるピン太(小5)は、
そうできない人もいると、今回、改めて考える機会になった。
たまたま、兄弟で正反対なので、
折りに触れ、子供達の様々な、思考に触れる機会があるので思うのだが、
学校にはもっと、様々な思考・行動様式を持った子供達にあふれているであろう。
そして、スッキリしたジン(小6)が。
相手の思考の奥にあるものにも目を向けられれば。
言う事はない。