OT② | 発達障害・グレーゾーンつれづれ

発達障害・グレーゾーンつれづれ

ご訪問頂き、ありがとうございます。高機能広汎性発達障害・LDの息子ジン(15才・中3)とADHD傾向の弟ピン太(13才・中2)。そんな息子達との日常生活や、時々、療育など。気の向くままに綴っているブログです。コメント・メッセージ等、お気軽に残して下さいませ。

先日の視覚発達支援センターでのOT。

第2回目。


今回は、「書字」をメインに観て頂きました。


・・・・・・・・・・・・

OTの先生に宅習帳、連絡帳を持参し見て頂く。

前回は、持参せず、その場で書いた物を見て「この位書けていればいいのでは?」という評価を頂いていた。


OT:

「・・・なるほど。聴き取って書くのと、見て書くのでは。随分違う

(聞いて書いたのでは、文字になっていない物、多数

それから、ゆっくり書くと、力が入りすぎていますね

その辺をちょっと見ていきましょう。」


Ⅰ・手指機能の評価→

(画像は、7月自宅で行った時のものです)

①↓この状態でOTの先生のコインを引き抜きます。

発達障害・グレーゾーンつれづれ-110718_1810521.jpg
②↓コインを一枚ずつつまみ、手のひらに収める。

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③画像無しで、各手指の動きのチェック。

結果

OT→

手指の動き自体は問題ないですね。指にも力がしっかり、入っています。

・・・と、なると、やはり体幹って事になりますね。」




Ⅱ・体幹の安定性の評価→

①↓この状態で体がぐらつかずに『じゃんけん』出来るか。
発達障害・グレーゾーンつれづれ-110718_1808361.jpg
②画像無しで、両手両膝をついて、反対側の上下肢を指示通りに上げる。

ジン、膝をついてはできますが、膝をつかない指示が出たところでバランスが大きく崩れました。

③画像無しで、両足ジャンプ。更に両足をグー、パー交互にジャンプ。更に両足でグーパージャンプしながら手もグーパー同時に行う。ジン台風台風グルグル、よろよろ・・・バランスが崩れます。


結果

OT→

「こちらですね。やはり。

体幹の保持の苦手さから、来ています

(私・「座ったときのお尻も安定してきましたし、大丈夫かと思ってたんですけど。」)

一見そう見えるかも知れませんけど。もっと安定しているものなのです。

体幹が安定していないので、肩から腕、更に体全体の動作の分離ができないんだと思います。

字を書くときで言えば、丁寧に書こうとすると、肩から全てに力が入っていて、とても疲れる書き方です。

手だけに力を入れる。とか、ひと文字の中でも緩急があって、普通は成長とともに出来るんですけど。

体幹の安定を常に気にかけていないといけないので、難しいです。」





小さい頃から、気にかけて療育に通っていたのに・・・。

そんなに体幹弱かったか・・・と、認識を新たに、少々ショックを受けつつ・・・


続きます。