一昨日の視覚発達支援センターでの 初回OT。
①今までの療育歴をOTを中心に聴かれ、答える。
②協調運動・感覚などのチェック(やはり今回これがメイン)。
③宿題を提示して頂く。
①療育歴・OT歴にプラスして、なぜ受診したかの 経緯を簡単に。
・通級を卒業の為、現在、観察期間に入っている。一応7月で 通級は実質終わりの予定である。
・情緒的には安定してきている。しかし、残念ながら言語性IQ>動作性IQで差が50以上ある。
・去年、夏、ビジョントレーニングの本を勧めて下さった、筑波大学の先生から、この年齢だと、まだ、トレーニングをした方が良いと勧められたこと。それで、ここの眼科を受診し、ビジョントレーニングと並行して、OTもするつもりでいること。
・これから、中学に向けて、支援が少なくても、少しでも、スムーズに日常生活が送れるようにと、思っている事など話す。
②いろいろとチェック。
ジンの協調運動のまずさを知ることになる。チェック内容は、沢山なので、一端を紹介。
・触覚の発達(隠して触ったブロックと、同じ形のブロックを見て選び取る。
また、やはり本人に見えないように、手の甲に数字を書いて当てて貰う。)
・片足立ち。目をつぶった片足立ち。
・人差し指で、自分の鼻を触り、被験者の手のひらを同じように触る。素早く繰り返す。
・床の印(ライン)をまっすぐ歩く。足をラインを踏まないようクロスして歩く。逆に踏まないようクロルして、下がる。
・片足ケンケン。
・両足でマス目4個指示された所を踏むようジャンプ。
・足でグーチョキパーする、さらに、足のグーチョキパーにあわせ、手も同時にグーチョキパーする。
・書字
・・・その他、多数。
→今回、詳細な、コメントはなかった。
協調運動がまずいのは、伝えてあるので、どの位まずいかを見ていたと思う。
ただ、OTの先生が、一番気になった点として、軸がずれている。上半身は右が安定。下半身は左が安定している。と告げられる。それは、チェックの中で、素人の私が見ていても分かる位。
その差は麻痺の既往を聴かれるほど・・・
「麻痺は無かったですよね?」と聴かれてしまう。「はい。麻痺の既往はありません。」
その他Oの先生から
「手先はそれほど不器用ではないと思います。全身の協調の問題だと思います。」
「こちらで。目の方・見る方と合わせて、体の方の使い方もやっていくということで、いいと思います。」
「書字に関しては、このくらい書けていれば・・・。解答用紙に記入して○がつく位をだったら良いのでは?」
などなど。指摘。
(小さい頃のOTで、出来る事、チャレンジする事も増えた。
しかし、今後、協調運動は、正直、きっと正常になることはないと、あらためて思った。
今後は、どの程度、日常生活にできるだけ不自由が生じないようにということになってくるのだろうな・・・。)
③こちらから、2ヶ月あいてしまうとの事なので、なにか、自宅でこれだけはやってきて欲しいものを提示して頂けると助かりますと、OTの先生に伝える。以下の3つを提示していただく。
・イスに足を載せ、腹ばいになって、じゃんけん。(上肢で、しっかり体を支える。軸を安定させる。)
・コインを挟んだ指合わせ。(手指の巧緻性)
・コインを第1指と第2指に挟んで、手のひらに収める(手指の巧緻性)
・・・多分、眼球やペーパーの課題と合わせて、30分以内に収めることが出来るのでは・・・。
そんな、計算 頭の中でしながら、聞いていた。