昭和人間の私、長く野球を見て来て、変わったなぁって思う事が沢山あります。


松坂大輔、上重聡逹のいた横浜 VS PL学園の延長17回の死闘

いまだに甲子園の名勝負として語り継がれている試合があります。


特番が組まれたりして何度も検証された試合です。


PLは横浜のキャッチャー小山の動きから球種を読み、それを相手に悟られないように伝える。

サードランナーがホームに走る時にボールの軌道に入りボールに当たるように走る。

それをさらに読んで外す


こういう駆け引きや試合に出ていない選手の読みなどなど

高度な頭脳プレーやそれを見越したすごい練習


すごいなぁ、と思っていました


時代は流れました。


相手の球種を読んで仲間に伝える事はずるい事


投球を読んでラインに入る事もずるい事


賢い野球とずるい野球は紙一重、時代で変わります。


だけど今は、やってはいけないことはいけない。

それを守ってその上を行く野球をやらなければいけない。


静岡で,決勝戦の野球を見ていて時の流れを感じました。


昭和の野球の上村監督


それを否定する形で今の野球で,打ち崩した掛西


時代は流れました。


上村さんも認めてましたね、自分の野球が昭和の野球である事を



そういえば、掛川西高の父母会長さんは、前静岡高校野球部監督の栗林さん


掛西の大石監督は静岡高校で栗林監督の元、部長として5回も甲子園に行っています。


栗林、大石コンビは学校を変えて、立場を変えて、六度目の甲子園へ


栗林さんの野球は新しい時代の野球でした。


面白いものですね