燈々庵
八王子市夢美術館からの帰り、せっかく遠くまで来たのだからと隣の市へ向かいました。
こんもりと木が茂ったこちらは・・・?
こんな立派な門構え
かなり大きな門なのに、その3倍以上の大きな木が沢山。
燈々庵の入り口です。
門をくぐると、こんな素敵な石畳の小道が・・・灯がともる夜も素敵でしょうね。
また小さな門をくぐり
やっとレストランかと思ったら、ギャラリー兼待合室でした。
ギャラリーでは素敵な器が沢山展示販売してあります。
デザートの皿に使われていたガラスの器が、こちらのギャラリーにおいてありました。
席が整う間、ギャラリーから中庭に出てみました。
石を配した小さなせせらぎもあります。
この奥には、茶房があります。この夏にオープンしたそうです。
元々こちらに建っていた古い蔵を再生して、古民家レストランに改装したそうです。
今年で15周年なんですって。
エントランスから期待を高めてくれるレストランでは、台北の食養文化天地 を思い出すのですが、私は断然こちらの方が気に入りました。食養文化天地は一度目はとても感動したのですが、昨年再訪した際は広がった食事処が以前よりもチープな作りになっていて、少しがっかりな気持ちになった事も覚えています。
やり過ぎない自然の林のような庭は、郷愁を思いこさせてくれますし、BGMには虫の大合唱が聞こえます。
2階の席に案内されました。
窓からは、中庭が望めます。部屋が暗いので、まるで、緑の木々の絵のようです。
まっすぐに育っている樹木は、吉野杉だそうです。(こちらの吉野杉は花粉がつかないんですって)
造り:雪鱒 ほど芋 あしらい 蒸物:蓮根塩プリン日暮れ餡 蟹三つ葉
カキの天婦羅は美味しかった。 酢の物:牡蠣南蛮漬 秋茄子 つの人参 葱生姜酢
止椀:田舎みそ仕立て
飯:黒米秋の実飯 ほう葉包み 香の物
重厚な蔵の食事処は
一枚板のカウンターでの食事もよさそうです。
門からのアプローチが本当に素敵でした。
かなり交通量のある道路のそばなのに、一歩足を踏み入れると別世界。
車の音も全く聞こえませんよ。
虫の音をBGMにお庭散策も楽しいです。
燈々庵
東京都あきる野市小川633
042-559-8080
東秋留駅から徒歩10分弱