辛いつわりを乗り越え、無事に元気な女の子を出産することができました。


つわりに苦しい時期に心の支えにしたのは、お腹の中にいる赤ちゃんを想像することでした。赤ちゃんを抱きしめて、穏やかで楽しい時間を過ごしていく。そんなことを想像しながら、辛いつわりの時期を乗り越えていきました。


だから、手がかかる赤ちゃんの育児の大変さなど微塵も想像していなかったのです。ちなみに私も夫も子供の頃は手がかからなかったそうで、両親からもそのようなエピソードは皆無でした。


また私は長女で身近な親類の中でも最初に出産し、友人たちの中でも出産が早かったので、妊娠中に子育てについてアドバイスしてくれる人もほとんどいませんでした。


だから、赤ちゃんに関する情報は育児書とネットのみ。でもそこからだけでは、あまりリアルな大変さが伝わってきませんでした。(私が長女を出産した頃はまだスマホが出始めた頃。振り返ってみても、この10年で子育てに関する情報量がすごく増えたと思います)



さて、そんな私のところに来てくれた赤ちゃんは、かなり‼️手のかかる赤ちゃんでした。今となっては笑い話ですが、その頃の大変だったことを少し思い出して書いてみたいと思います。



産後2日目、3日目、4日目

とにかくよく泣く赤ちゃんでした。入院中は看護師さんに診てもらうこともできましたが、自宅に帰るとそういうわけにもいきません。また授乳の時間も非常に長く、そのたびに全身のエネルギーを吸い取られるような日々でした。育児書には、授乳中は子供の目を見ながら〇〇分位の時間で、〇〇時間感覚で、などと書かれていますが、その子には全くそれが通用しませんでした。


まず授乳を始めるときの様子からちょっと違います。最初に乳首をくわえたら、ペッと一度乳首から口を外します。もう一度くわえて、また口を外します。3度目位にくわえて、しばらく考えたような時間を経てようやく飲み始める。おそらく、口の中での飲みやすい乳首の位置があったのだと思います。


そこから1時間近い授乳タイムが始まります。私はお乳の出が良い方でした。私は母から、授乳は赤ちゃんが乳首を離すまでと聞いていたので娘が乳首を離すのをずっと待っていました。ですが、娘が乳首を離すのは授乳から1時間後、その直後に大量に吐き出すというようなことが何度もありました。


赤ちゃんの吸いたい欲求と必要な母乳の量があまりにアンバランスなので、おしゃぶりを利用してみようと試みましたが、どのおしゃぶりも娘は受け付けませんでした。


これが、育児書として有名なシアーズ博士のベビーブックに出てくる「感受性が強い赤ちゃん(high needs baby, 要求度の強い赤ちゃん)」の片鱗を見せた最初のステップだったと思います。



次に続きます。