福岡市を中心に、日本とバングラデシュの架け橋となる活動に取り組んでいる
特定非営利活動法人(NPO法人)の「KETOY.JP」副理事長を務める
ハイダル・モハメ ド・ズルフィカルさんが、
母国の無医村に病院を建設するための支援を広くよびかけている。
同法人は、バングラデシュの職人達が作った織物や革製品などを適正価格で輸入して日本で販売し、
利潤を母国の支援に使う「フェア・トレード」に取り組んでいる。
ハイダルさんによると、病院の建設予定地はバングラデシュ東部にあるコミラ市のロートラーという村。
約10万人が暮らしているが、医師免許を持った人がおらず、感染症などで乳幼児が死亡することも多いという。
そこに産婦人科、小児科、内科をそろえた病院を建設するため約1150平方メートルの土地を取得し、
2009年着工を予定。
建設には約一千万円が必要で同法人の資金だけでは不十分という。
↑
【 建設予定地 】
ハイダルさんは27日午後3時から、同市中央区のNPO・ボランティア交流センター「あすみん」で開かれる
「NPO・ボランティア見本市」で同法人のこれまでの活動や病院建設の概要などを紹介する。
病院建設予定地へのツアーも計画している。
ハイダルさんは「一人でも多くの人に現地を見てもらい、支援してもらえるとうれしい」と話している。
(西日本新聞 5月15日記載)
バングラデシュと言えば、言語は「バングラデシュ語」だがハイダル氏は母国語はもちろん、英語・日本語も話せる。
すごいなぁ~と感心します。
物価の高い日本で生計をたて、頑張って活動をしていらっしゃいます。
日本ではどこの病院に行こうか・・と迷うくらいあるのに。
建設の為に暖かい理解とご支援があることを祈ります