いじめ | ぱっくんブログ

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仕事上、パソコンに携わっているので、あんなことやこんなことあります(笑

パソコンに関してここでの記事がお役に立ってほしいし、
自分の記録としても残していこうと思います。

連日のように続く小中学生の自殺・いじめ事件のニュース、心が痛みます。


10月25日(水)に福岡市民会館で障がい児啓発研修会があり、女性役員みんなで参加した。


昨今、いじめのニュースが続いていたので、講師の佐々木正美先生(男性)は「いじめ」の話もしてくださった。


この話はとても心に残る話だった。



「いじめ」をなくすこと、それが互いが信じあい、「思いやりの感性を育むこと」。


親は、「子どもが望むことをさせることを喜び」と感じる育て方をすると

子どもは「喜びを分かち合う」ことを学び、「他人の悲しみや痛みを分かち合う心」がわかります。

すなわち、それが「思いやり」の感性です。


しかし、現在「自分(親)の喜ぶことを子どもにさせている」自己中心的な親が多く見受けられます。


例えば・・・大きくなったらジャーニーズにいれようとか、プロ野球選手になって家を建ててくれーなんて

冗談で言ってても真剣に考えている親もいるのでは。。。

その夢がかなって一番満足するものは誰だろう?

やっぱり・・親である。


逆に言えば、自分(親)を喜ばせる為に子どもを育てているとも言えるのではないでしょうか?


そう言う育て方をすると「喜びをわかちあう」ことができません。

すなわち、思いやりの心が育たない。


あるいじめのある学校でのアンケート調査で、自分のクラスでいじめがあると子どもは三つに分かれることがわかりました。


1.いじめをなくすように行動する。

2.いじめに参加して拡大する。

3.無視、無関心(もっとも多い)


親との関係は1、なくすように行動する者は親との関係が非常によく、2のいじめを拡大するは、親との関係が悪い。


いじめをする子は家庭環境によるウエイトが大きく「喜びを分かちあうことができない」

、「他人の悲しみ、痛みがわからない」・・

つまり、思いやりがないからいじめをする。


学校やテレビでもいじめた子、いじめられた子を加害者、被害者といいます。

でも私は加害者も被害者だと思う。

人間関係が形成できる、思いやりを育てられなかった育児をしていない親の責任だと思う。




日本PTA全国協議会から緊急アピールの文章が出た。


緊急アピール「いじめ根絶といのちの尊さを訴える」

一、私たちは「子育ての第一責任者である」ことを再認識しよう。

一、子どもたちに「いじめはいけない事」だと教えよう。

一、子どもたちに「命の大切さ」を教えよう。

一、子どもたちの日頃の言動に気を配り、子ども達が発するシグナルに注意しよう。

一、「いじめ」に気がついたら素早く対応しよう。



最もなことである。


だけど、この研修会で聞いたようなもっと根本的な育児のことに親が気づかなければ

ただ頭ごなしに「いじめはダメよ!」と、一時しのぎの気がします。

もっといじめられた子の痛み・悲しみを分かち合うような何かがほしいような。



学校でもいじめのあった場合は、加害者の親と子どもを呼んで話をすると言ってました。

いじめをしたら、例えば誰かが自殺をしてしまったら、その加害者の周りのもの全ての者に迷惑がかかる。

親を悲しませるな。


何か違う気がする。


いじめをすると親が悲しむ・・もちろんそうではあるが、周りに迷惑は当然かかるけれど、一番大事なのは人の悲しみや痛みを分からなければいけないってことじゃないかな。


いじめをするような子に育ててしまった親の責任ではないのか?

「そんな子に育てた覚えはないわ!」なんてドラマでも現実でも聞きますね。

「じゃ、誰が育てたの?」と言いたい。




今期、PTA役員になったお陰で?色んな研修会、講演会を聴く機会が増えた。

そのお陰でいかに、親子のコミュニケーションが大事かを痛感している今日この頃。

ヾ(_ _。)ハンセイ…する点もたくさんあります。

今後も講演会、研修会には積極的に参加しようと思います。