81歳で亡くなった父の回想プラス
父は40歳頃
腎臓の原因不明の病気になり、
腎臓のひとつは機能していなくて
最近のレントゲン検査で
『腎臓1個は退化してほぼ無くなっています』と言われていた。
当時10年位?は大好きなお酒を止めていたけど
この30年位は毎日お酒も飲み、普通に元気に暮らしていた。
1個の腎臓でねっ
81歳になり、免疫力が落ちて
体内に潜んでいたと思われる結核菌が悪さをし始めたワケだけど
体調悪化から亡くなるまではおそらく3ヶ月位。
それまでビールもお酒も飲んでたし、家周りの野良仕事したり
原付であちこち買い物など出かけていた。
発症して・・
最後の最後は苦しそうだったけど、
つらい闘病生活が長く続かなくて良かったのでは・・と勝手に思っている私でした。
私達姉妹は
離れて暮らす父と母が老いてきてからは
2人の将来に関して心配しかなかった。
『親の老い問題』はほとんどの人が通る道。
わかっていても予定はたてられなくて
まだ大丈夫、もう少し大丈夫
と期待感が大きくて
ついつい『親の老い問題』を避けていた。
だけど、とうとう放っておけない時期がきた。
母の認知症がわかった頃。
そうなってからようやく
色々と勉強したり、
介護付き住宅など一緒に見学したりもした・・
私達以上に
父は、もっーと不安だったよね。
特にお金の心配ばかりの人生だったしね(笑)
私達姉妹も
将来、そんな施設に入居となったら
不足分を手伝わなくてはいけないんだろうな・・・
って覚悟もしていたんだけど
そういう意味では、父も母も『子孝行』で
本当にありがたかった
父は
母より先に逝きたい
と、ずーっと言ってたので
その願いはかなったよね
そして5年後、
いいタイミングで母を迎えにきてくれてありがとうね
私達も
まだ先だろうけど・・
いつかは必ずそっちに行くわけで。
そしたらまた会えるし
また一緒に飲もう