父が検査入院している間を含めて10日間
認知症の母の見守りのために実家に居た私。
検査入院から戻った父は普段通りに見えていた。
そして
ようやく母の事を父に任せられる・・母から解放される。良かった。
と
自分のことばかり考え、帰宅した。
けど、父は再び
具合が悪くなっていたんだよね
帰宅して2週間後
父と母、それぞれの受診の付き添いのため、
今度は姉と二人で再び実家に行った
その時、父は具合悪そうで
パジャマのままでほとんど寝て過ごしていたみたい。
姉と2人で焦った・・
父は、私が帰宅して5日後受診日だった。
前日に『明日は受診日だよ』と電話してるので行ったハズ・・。
いつからこんなに具合が悪いのか・・
父があまりに具合が悪そうなので
水曜日の受診予約日を待たず月曜日に受診したら
そのまま入院となった。
『肺結核』
先生の説明
CT画像から粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)と思われます。
排菌している可能性があるので、陰圧室での隔離となる。
結核の薬の治療は約6ヶ月。通常2ヶ月程度で排菌が止るが、
結核の内服薬はきつい治療となるので
高齢のため、入院中に亡くなってしまう可能性が高いです。
少し前までは普通に過ごしていたのに
え、もう長くないってこと
おそらく長くないと悟った私は
父のそばにいようと決意。
父は入院してすぐに陰圧室での隔離だったけど、
9日目に排菌していない事を確認し、一般病棟に移った。
隔離されている間、一人ぼっちなせいか?
色々と幻視があったり、ヘンな事を言うようになった。
父
朝起きると、
ベッドの足元に死んだはずの両親や兄弟達がいっぱい立ってた。
びっくりしたわぁ~
ま、マジか
お、お迎えか・・・
もう、お迎えに来たのか・・・ ドキドキ・・