2014年 83歳 4月
グルーブホームに勧められ、精神病院受診
入院のレベルです。ベッドが空き次第お知らせします。
もう認知症の症状を遅らせる薬の服用は
意味がないので (そーなんだ・・)
抗不安薬で落ち着かせるという治療をします。
目標は、入院3ヶ月でグループホームに戻すことです。
この時の長谷川式テストでは2点
そして
この受診した次の日に父が亡くなった。
受診日にグループホームから母を連れ出すので、
チャンスと思い、
短い時間だけど父と面会させた。
全然違う場所の病院だったから走り回ったけどねーっ
父に会っても母は話ができないし、
父ももう会話する力がない状態だった。
母は
父の前に置いてある飲み物を(ホレ飲みなはれ)って感じで
『はい』と父に勧め、
この人は入院している。具合が悪いんだ・・って事を
おそらく理解できたと思う。
そして私は2人の手をとって
無理やり握手させてお別れ
母と会って安心したのか
偶然なのか、
次の日に父は旅立ったのです
父にとっては入院から1ヶ月、母と会えていなかったんだもんね・・
亡くなる前日に
2人を会わせられて本当に良かった
父の葬儀に母を出席させた。
黒い服に着替えさせて、グループホームから外出。
つい先日に病院で面会したので
車に乗ると指さしで病院側に曲がれと誘導する母
なぜか道は覚えているらしい・・
けど、葬儀場は反対側・・
母はどこ行くの?って感じの不思議顔で
『あらー・・』と言う。
ばーちゃん、じーちゃんはもう、病院には居ないんだよ・・
じーちゃん、死んじゃったんだよ・・。
と私達姉妹、車で号泣・・
意味がわからない母だったけど、
葬儀会場で父と対面してようやく、亡くなった事を理解したみたい。
とはいえ、悲しいという感情はないのか、沈んだ様子もなかった。
淡々と行事をこなしている感じ
『あらー、この人、あれ・・ご供養・・あれやった』
と父の事を何か言ってたけど、意味わからなーい
その後、精神病院から連絡があり、
受診から7日後、早速入院できることになった。
結果、わずか1ヶ月間でグループホーム退所(笑)
認知症病棟は、
日中は広い場所にみんなで過ごし、
その間は自分の居室には戻れない状態。
広い空間だけど、全体にトイレ臭もしてて
徘徊する人、うなっている人や奇声をあげる人が居て
なんか、独特な雰囲気・・・
少し可哀想って気もするけど、
グループホームでお手上げだった激しい母なので
致し方ない。
入院させてもらえて良かったのだ。
面会部屋があり、
母の妹達と面会したりもできた。
主治医から、
症状を抑えるために使う薬は、
同時にADLも落としてしまいます。
なので、今は歩いて移動されていますが、今後転倒の可能性があります。
もちろん気を付けますが・・と。
聞いてはいたけど
本当に入院からわずか3週間弱で
トイレで転倒していたらしく、
股関節大転子の骨折。
え、も、もう~
市民病院への転院となった。(5月2日)