今年の12月から、iDeCoの掛金上限が上がります。
そのため今後、投資をどのようにすれば良いか改めて考えてみたいと思います。
まずは制度の整理から。
(復興特別所得税は少額につき、ここでは省いています)
・課税口座:利益に20%の税がかかる
例)1,000万→1,300万
利益300万に20%の税(60万)がかかる
受取額:1,300-60=1,240万(+240万)
・NISA:利益に税金がかからない
例)1,000万→1,300万
受取額:1,300万(+300万)
NISAの制度はとても分かりやすく、一般的には課税口座で投資するより、絶対NISAで投資する方がお得(ただし、合計1,800万円(360万円/年)の上限額あり)
それに対してiDeCoの制度はとにかく分かりにくい。
制度の前提として以下のとおり
・最短でも60歳からしか下ろせない
・積立のみ&月の投資額の上限が決まっている
かかってくる税額等は以下のとおり
・投資額に対して税金が軽減される。
(所得に応じて異なる)
・下ろすとき、利益も含めた全体の金額に対して税金がかかる
(下ろし方や金額によって異なる)
(iDeCoは口座維持費やお金を下ろす際に手数料がかかりますが、少額につきここでは省いて考えています)
例1)1,000万→1,300万
投資額1,000万に対し200万の税金が軽減、
1,300万に対し100万の税金がかかった場合、
実質800万→1,200万(+400万)
例2)1.000万→1,300万
投資額1,000万に対し100万円の税金が軽減、
1,300万に対し200万の税金がかかった場合、
実質900万→1,100万(+200万)
例1のようになればiDeCoはNISAよりもお得となりますし、例2のようになればiDeCoがNISAどころか、課税口座よりも損していることになります。
そのため、iDeCoは自分の状況がNISAよりも得をしそうなのか、また得をするためには投資額(月の掛金)をいくらにすれば良いのかについて考えるのが非常に重要です。
それでは次回から、どのような場合、またはどのようにすればiDeCoがNISAよりお得になるか(できるか)、考えていきます。