前日、記事を書き終えて一時間ぐらい後、あっさり判決が下りました。
起訴項目34件のすべてが有罪でした。
結果はフェイクニュースとトランプ以外のトランプ側の予想通り。これ本当。
この裁判でのトランプの反論は、
当時ポルノ女優だったストーミー・ダニエルズとは、あったこともなく、従ってセックスしていない。
コーエンに払った金は、弁護士顧問料と前年のボーナス。
の2点でした。
当然ながら、あの口止め料は、一体何だったのか?という疑問が出てきます。
もし、トランプが証言していたら、真っ先に訊ねられたのが、ストーミー・ダニエルズとのセックスの真偽です。だから、トランプは証言を避けてしなかった。
偽カナダ人も主張している、『口止め料は違法ではない』は、実はトランプが言い出した。しかし彼の間違いです。犯罪幇助・強要は違法となる。
セックスしてないし、関係ないのに、なぜこんなことを言い出すのか、おかしくないですか?
答は一つ。
弁護士顧問料の総額は、口止め料$130,000 X2とコーエンが立替えた$50,000 X2、ボーナス$60,000、で$420,000(=当時4200万円相当)とピッタリ同じ。出納担当重役ワイゼルバーグの手書きのメモが証拠です。
驚きなのは、トランプ側弁護士はコーエンが個人的に立替えた$50,000というのは真っ赤な嘘で、実は$20,000だったことを暴露し、トランプをひっかけたことを証言席のコーエンに認めさせた事でした。
コーヘンは$30,000(=300万円相当)をねこばばしていた❕ やり口がせこい。彼はこれでも弁護士でした。
そこで、コーエンに大ウソつきのレッテルを貼った。彼の証言はウソ、というのだけがトランプ側の武器でした。常に相手をウソつきと主張するトランプの筋書きに沿ったものです。
だが、それだと、$420,000は弁護士顧問料ではなくなる?のは明白。下手にビジネス経費を引くと、脱税につながる。
ウソつきは、トランプです。陪審員はむしろ金の流れに注目した。
しかし、 戦いすんで日が暮れて❕ ❓
トランプの最後❓のサバイバル・バトルがはじまった。
トランプ氏に大口献金相次ぐ、有罪評決で支持者結集(ロイター) - Yahoo!ニュース
今回の有罪判決は前大統領として史上初と言われているが、はたして本当だろうか?
これまで2回、2023,2024、とトランプオーガニゼーションは、重い罰金刑を受けている。
この、トランプオーガニゼーションこそ、トランプご本人なのです。
つまり、トランプはこれまで特別扱いを受けてきた。
昨日初めでトランプ前大統領個人が有罪となった。
この先に注目です。