のっけから、🐍蛇はどこじゃ!と

突然叫び、全くの落ち着きのなさを隠そうともしない。異様です。

 

これは今週5/23(木)でのNY市のど真ん中、ブロンクスのトランプラリーの一コマです。このヘイト・ラリー、民主党の牙城大都市NYで7年ぶりに開催されたとかで、もうメディアは大騒ぎ。それで私もまた、トランプ親分のスピーチ、一時間半、を聴いた。

 

 

🐍蛇とは、もちろんあの蛇の唄、『ザ・スネーク』のことです。下はMV動画です。

Al Wilson - The snake - YouTube

 

1968年、黒人歌手アル・ウィルソンのバージョンが発売され、1970年代のディスコブームに乗って大ヒット。トランプもその時代に青春時代を送っているので、懐かしいのは理解できるが、彼の懐メロへの執着ぶりはちょっと異常です。

 

それにこの歌、本当に気持ち悪い。それには理由が!

 

今日恐怖症(=フォビア)のない人間はいないというのが定説です

🐍蛇恐怖症(=オフィディオ・フォビア)もその一つです。しかし、私達は、日常🐍蛇を避けることでうまく対処している。

しかし、これを逆利用して、人々に恐怖と不安感を煽っているのがトランプです。トランプは2016年から、🐍蛇を外国人移民に例えて恐怖を煽ってきた。

 

ここで外国人というのは、もちろん非白人の事です。

それには確固とした証拠がある。

トランプの祖父母はドイツ移民。母はスコットランド移民、イヴァナ元夫人もメラニア夫人も移民ですが特に後者のモデル・ビザ取得に疑惑をなげかけている人が多い。そのメラニア夫人も両親は彼女がスポンサーとなりグリーンカード取得です。トランプは口では移民による移民呼び寄せ政策に真っ向から反対を唱えていた。何やら米でも通常以上の凄い移民一家ですが、白人なら話は別、ということなのです。だから移民一家のトランプ家は、ちゃっかりターゲットに入っていない。

 

今回の『ザ・スネーク』も非白人&移民ヘイトラリーのルーチンです。 

 

まず、今日はテレプロンプターは使わないで生で行く、と前置き。

これもデジャヴ。そして今回も30分ぐらい後に、側近が歌詞のプリントアウトをトランプに手渡し、そこから得意顔になり大声で読み上げた。それも唐突にです。

 

内容は、仕事帰りの女性が凍えかかった瀕死の🐍に哀願されて🐍を家に持ち帰り手厚く看病したが、元気になった毒蛇から噛まれて死ぬ、という残虐なストーリー。

クリスチャンの教えとは正反対。

 

実は当時は、この🐍蛇は黒人、親切な女性は白人を指していた。いわば、黒人の復讐です。だが、トランプは、🐍蛇は外国人&移民にすり替えている。

このブロンクスでは大っぴらに、このような移民が、黒人、ラテン系、アジア人の職を奪う、とヘイトを煽った。

 

NYのブロンクスに殴り込みというので、トランプは、黒人文化に理解のあるような発言を連発。

 

ワシは、ホット❕

それも🔫ピストルのように、

 

といつも第三者から賞賛される、と自画自賛!

そして、

毎朝いつも、どうやって、ズボンがはけるのか?

賞賛者からいつも質問❓されている、と解説。

 

トランプはそこで、窓のスライドをおろすんだよ、と得意満面❕で答えている。 

聞いてる方は、ハァ?

ひょっとして、これ、ジョーク❓

 

77歳で元気満々。結構な事ですが、これは大統領選と何の関係が?

 

 

下は拙ブログよりトランプさんへ贈る、ドナ・サマーの往年の大ヒット曲、その名も

『ホット・スタッフ』❕

 

ホットスタッフ(熱いオトコ)を探してるのよ。

ベィビー、今夜は絶対ホットスタッフがいるんだから!

 

トランプのホット宣言を聴いてつい思い出しました。懐かしい❕

 

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