塾では、初めて4年生で面積の授業をするとき
 
たいてい公式は
 
一度に(ひとつの単元で)教えることになります
 
すでに正方形、長方形は習っているので
 
平行四辺形、三角形、台形、ひし形
 
これらを一度に😱
 
 
そして三角形の公式にきたときに
 
最初に断ります
 
「何度言っても
 
必ず毎年必ず
『÷2』を忘れる人がいるから
 
ぜ~~~ったい、忘れないでね!!!!」と💦
 
 
そして私は
 
公式を教えるよりもずっと手間ひまをかけて
 
その公式がなぜできたのか
 
なぜその式になるのか、を
 
図もかいて、時間をかけて、説明します
 
 
そして、翌週の復習テスト
 
あれほど警告したのに
 
やはり1人か2人
 
該当者が必ず現れます😱😱😱
 
2で割るの忘れた~~~😭⤵️⤵️!!!
 
 
前置きが長くなりましたが
 
その説明のために欠かせない
 
まずは
「平行四辺形の面積の公式」
から始めたいと思います
 
 
面積は「広さ」
 
どうやって求めるのかというのは
 
「たて」と「横」をかければいい
 
という
「長方形」(正方形ふくむ)
についてはすんなり理解できたあと
 
この
「長方形をななめに押しつぶしたような形の平行四辺形」
はどうするのか
 
長方形の「たて」と「横」は
となりどうしの「辺」です
 
そして、その
「辺」は垂直(直角)に交わって
います
 
平行四辺形の
「たて(ななめ?)」と「横」を
かけても何も出ません❗
 
そこで、皆さんが誰しも習ったように、
 
この説明がなされるのです
 
 
 
いきなり手書きで失礼します💦
 
その「ななめ部分」「直角三角形」として切り取り
 
 
もう片方の「ななめ部分」にくっつけて「長方形」にしてしまいます
 
つまりその「長方形」と「平行四辺形」の面積は同じなので
 
平行四辺形にはなかった「たて」の線をあらたに「高さ」と呼び
 
それは平行四辺形では「底辺」と呼ぶ「横」の線と垂直になりますから
 
長方形の公式「たて×横」が、
 
平行四辺形では「底辺×高さ」になるわけです
 
 
肝心なことは、言葉は違っても
 
長方形と平行四辺形の面積は、同じ求め方であるということ
 
だから「たてと横(底辺と高さ)をかけて」から「2で割る」はずがありません😝
 
まあ、平行四辺形を、間違って2で割る人はいないんですけどね、、、😅
 
ですので、
 
「平行四辺形の面積の公式=底辺×高さ」
 
となりますが、「長方形」の「たて×横」を言い換えただけ!
 
 
つまり、ひとつめの「公式」は「覚え」なくても
 
「長方形」の求め方がわかっていれば、同じ
 
ということでした😜
 
 
ということで、なぜ三角形の面積で「2で割るのを忘れるのか」
 
のお話(明日投稿予定)へ続きます、、、
 
 
 

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