結論から言いますと、パグズは水痘症の疑いがあるそうです。
飼い主の友達とブリーダー様とで話し合われた結果、ブリーダー様のところにお返しする事になりました・・・。
正直、本当に複雑な気持ちです。

今日の朝一で、獣医さんに受診しました。
昨日の症状、ペコの大きさ、エコー検査の結果、断言は出来ないそうですが水痘症の気があるとの診断でした。
ほとんどの病院には、CTやMRIなどの精密機器がなく、ハッキリとした診断が出来ないそうです。
きちんとした結果が知りたければ、大学病院など、大きなところに検査に行かなくてはならないそうです。

最初にペコを触って診てもらった時は、普通よりは大きいけど「中」くらいと言われていましたがエコーに使うゼリーで濡れた頭を、もう一度触って診てもらったところ普通より大きいとの事でした。
そしてエコーの写真を、水痘症の本と照らし合わせて見せて頂いたところ、確かに頭の3分の1に、黒い影がうつっていました。
それが水だそうです。
昨日倒れた原因が何かは断定できないそうですが、水痘症から来る低血糖が、水痘症の発作じゃないかとの事でした。

その結果を、飼い主様の友達に全て伝えました。
彼女とブリーダーさんで話し合いをしたそうです。
その結果・・・ブリーダーさんのところにお返しする事になったそうです。
そして今日、子供さんの病院を長時間抜けられない彼女の代わりに、私がブリーダー様にパグズをお渡しして来ました。
本当に複雑な気持ちです。
私が引き取ってあげたい気持ちは山々です。
ですが、私はパグズにお金を払った訳ではありません。
パグズを里子にと言う事でしたら喜んで引き受けますが、我が家にもパグズを買う余裕はありません・・・。
それに、水痘症ののパグズをきちんと育てられるかも自身が有りません。
本当に情けないし、自分で自分が嫌になります。

ただ一つの救いは、パグズのお里のブリーダ様は、私もお付き合いさせて頂いているブリーダ様です。
とても信頼出来る方で、ワンちゃんを商売道具だけとして見ているブリーダー様ではありません。
きちんと家族として、愛情を持ち生活をされている方です。
そこに帰ればパグズのママも居ます。
兄弟たちも居ます。
きっと楽しく、愛情を沢山受けて毎日を送れる事になると思います。
本当にそれだけが救いです。
もし、手がかかる子だから処分してしまおうと言う考えのブリーダー様だったら、私は友達に何としてでもお返しする事をやめさせたと思います。
このブリーダー様だったら、パグズのこれからを心配する必要はないと思います。
パグスをお返ししてから、ブリーダーさんもすぐにかかりつけの獣医さんに受診してくれたそうです。
その結果もちゃんとお電話を頂きました。
そして今現在は、ママの母乳を飲み、兄弟たちと楽しく遊んでいるそうです。
安心しました。

皆様思う事はたくさん有ると思います。
私ですら複雑な気持ちなんですから・・・。
でも、私は友達の気持ちも分からなくもないんです。
病気の我が子を抱えて、莫大なお金がかかっています。
その上に、お迎えして一週間で病気が見付かったパグズを抱えるのは、彼女にとって金銭的な負担が大き過ぎたんでしょうね。
最初は私も「返犬て何??」って思いました。
でも、彼女が涙をこぼしながら私に話す姿を見たら、私は何も言えませんでした・・・。
それに、彼女もこのブリーダ様だったから返犬を決めたそうです。
それを聞いて、パグズの事をちゃんと考えてくれているんだなと、安心しました。
本当にここ数日で色々な事がありすぎて、私自身もちょっと疲れています。
皆さん本当に色んな意見があると思いますが、少しでもご理解頂けたら嬉しいなと思います。
批判の声が上がるのも承知の上で、今回の事を記事にしました。
ご心配して下さった皆様に、きちんと最後までお伝えしたかったからです。
気持に整理がつくまで少し時間がかかるかもしれませんが、これからもお付き合い頂ければ本当に嬉しいです。