地理の地誌が終了したので、歴史に進んでみようと思います。

 

系統地理は歴史の時代別のものがある程度まとまったら…と考えています。

 

さて、歴史の学習について…。まずは構造についておさえてみましょう。読者の方々に刺さるのか分かりませんが、たての糸はあなた。よこの糸はわたし。です。(すべってるのはご愛嬌で。)

 

何を言ってるのか?と思われてるかもしれませんが…

 

歴史はまさに縦と横の感覚が重要になります。

 

形にしてみるとこんな感じです。汚い字ですいません。

 

縦はカテゴリー分けされた通史です。政治史だけ。外交史だけ。文化史だけのまとまり。入試問題はこの大問は○○時代の問題です!みたいな出題は少ないです。歴史という塊で全時代を問います。しかし、大問にテーマをつけることは多いので、例えば政治の話題だけ。外交の話題だけ。もっとマニアックにいけば服の歴史や交通の歴史のように人々の生活にフォーカスする社会史と言った括りもあり得ます。

 

一方で、塾で学習する場合そういった縦の通史でカテゴリーごとに学習することは授業時間やテキストの構造上厳しいです。

 

そこで横の歴史として、時代ごとに分けて学習をするという展開になります。当然、時代ごとの学習なので、○○時代の政治、外交や文化などをごちゃまぜにして学習します。

 

横の時代ごとの学習をしてきたのに、入試問題や入試を模した試験では縦の歴史を問われる。なのでシンプルな話をすると形が違うからできない生徒が多いということです。

 

さらに歴史はかなりの人物や語句を漢字で大量に覚えないといけません。

 

次の週には次の時代を学習するような定番のカリキュラムの場合…消化不良を起こしてしまいます。

 

なので、定期的に現在学習が進んでいるところとは別の時代に戻って復習するなどの工夫が必要です。

 

今回の歴史編では横の糸の軸で時代ごとに分けてご説明をしていきますが、時代の中で政治史、外交史等のカテゴリー分けをしながらまとめていきます。全時代が終了した時に政治史だけを抽出してまとめてみたいとなっても、各時代の政治史だけを見返していただくこともできると思います。

 

一時代に一記事。そんなペースで書いていきたいですが…どうしても古代などは時代の内容が薄く、逆に近現代などは内容が濃くという差はあるのでご了承ください。