前回からの続きです。(前回分をご覧になる方は、PCの方は表題上右側の、 次ページ を押して下さい。スマホの方は、上の方の右側にある 次の記事 を押してください。 前の記事 を押すと、1つ新しい記事に移ります。)

 

チラシに載ってくる事例というのは、塾関係では最もマーケットとして需要の多い高校受験、もしくは公立中学校の勉強の補強という場合が多いので、上記で4つほど上げたポイントは、一旦はその流れに沿ったものですが、この方向性は小学生の中学受験でもそのまま当てはまります。(ただ、これらに関する自己観察を生徒本人にすべて求めるのは酷…というところが中学受験の難しいところでもあります。)

 

少し角度を変えて申せば、好きなことだけをやっていても総合点はあまり上がらないということです。(特に公立高校受験の場合は、端的に当てはまることかと思います。)と言って、好きなことをやることによって本人のモチベーションを維持し、そして尖ったところを更に研いでいく効果もあります。なので、バランスは難しいですが、要は、やっているという形そのものが大事なのではない…ということです。

 

前にもここで触れたことがある内容ですが、算数が苦手な人が社会ばかりやって社会では結構見事な点数を取るものの、総合点ではあまりパッとしない…ということも一部では起こります。社会をやるのがダメなのではなく、4科均等に得点アップを図る動きをしていないことが問題なのです。特に、関西の中学受験(と記しましたが、関東その他の地方も同じと思います)においては算数を敵に回すと大変なことになる場合が多いのです。