最近、科目を問わず、問題文が長くなる傾向にあります。国語などで10000字近い文章を読ませるというのは、私にはその意図が理解できませんが、算数などでも不要に文章が長くなる傾向にあります。

 

勿論、ある程度の条件を整理する力を見るなどの方向性を否定するものではありませんが、言っても50~60分程度の短い時間で何問も取り組まねばならない生徒のことを思えば、あまり不必要な長い文章はどうなのか…と思います。

 

私が大学受験を終えた後の年度の事は一切存じませんが、確か私が受験した年度では無かったかと思います。ある国立大学が、数学で「解なし」という問題を出題したことがあります。私のうろ覚えですが、何でも解があると思って欲しくない…というような意味の出題意図を何かで読んだ覚えがあります。しかし、私は、そんなことを入試でやる必要はあるのか…と非常に強い憤りを覚えた記憶があります。

 

同様で、やはり算数においては、算数の範囲内と考えられる程度の文章量に抑えるべきで、不必要に文字数を増やすことは避けて欲しいなと思います。