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なので、私は、塾が自分たちの利益のために申し上げるという以前に、後から受験を振り返ったときに、後悔されないような形を事前に整えていただきたい…ということをずっと申し上げてきました。

 

そのためには、6年前期あたりまでに、色々な学校の情報を収集されておくことが必要です。塾を通して…というものありますが、WEBサイトからの情報収集や、実際の説明会やイベントに参加されておわかりになることもあります。小6の2学期からの学校説明会参加は、ある程度受験する可能性がある学校に限られてきます。とにかく、どういう学校があって、受験日程を考えたときにどのように組み合わせて受験するか…ということを、お子さまが小5の時くらいから徐々にお考えいただくのがいいわけですが、小6受験生の保護者の方は、この時期になると受験校についてそろそろ真剣に考えていただく時期にきています。

 

第1志望校の結果がどのように出るか…ということは、最終的にはそのときにならないとわかりません。要するに神のみぞ知る…なのです。可能性が何%と言われても、本当の結果は合格と不合格しかなく、その中間というものは存在しません。なので、どういう結果になった場合はどうするのか…ということを事前に色々シュミレーションしておかれると共に、使える日程は全部使い切る形で一旦併願を組んでみられることをお薦めします。そのあと、日程上厳しいところや、どうしても学校方針に賛同できないところをカットしていけばいいのです。

 

くどいですが、私は、併願関係のご相談に対しては、あとから~中に出願しておけばよかった、~中を受験しておけばよかった…とならないように万全の想定をしておいてください…と申し上げています。勿論、ある程度事前に伺っているお話を元に、標準的な併願校の組み合わせをご提示するようにもしています。