これは夏休みだからできる…というところもあるのですが、最上位校対象の特訓を1教室に集めて実施する…ということを夏休みは頻繁にやっています。逆に、8月最終週になると、再びそれが頻繁には行えなくなる(最近は小学校が8月の下旬から始まるところが増えています)のです。

 

普段、複数の教室に分かれて夏期講習や平常授業を受講している生徒も、この、頻繁に一堂に会する機会の中で、一気に同化してくれるのが大きいのです。

 

対象志望校が、異常に通学圏の広い学校になるので、私が属しているところでも、その志望者の分布する地域は相当広域にわたっています。即ち、その1教室集合の形を取ると、距離がかなりある生徒もいるわけです…が、殆ど休む生徒もいないで来てくれるのは本当にありがたいと思います。(まあ、実際にその志望校に通うようになった場合は、毎日同じような距離を通学するようになるわけですが。)

 

中学受験生をからかって、勉強ばかりできても…と昔はよく言われましたが、いえいえ、学力以前にまず、気力、そして体力が伴わないと到底乗り切れるものではありません。そういう意味でも、生徒たちを尊敬する毎日が続いています。