前回の投稿がうまくアップ出来ていなかったようで大変失礼いたしました。やはり実際に閲覧をして確実にアップ出来ていることを確認しておかねばならないと思いました。(日が替わる少し前にアップするので、実際に確実に閲覧出来ることを確認するには、暫く経ってからチェックする必要があります。それを怠っておりました。)

 

さて、我が子(末っ子)は、数そのものには興味があるものの、中々それが理系全般には広がらないため、特に理科にも大して興味を持たず(ここが私と異なるところです)、国語に関しては全く興味がありません(ここは私と全く同じ方向性のようです)。色々仕向けようとしてみても、ある意味で頑固でもあり、本当に興味の範囲を広げることができないまま今に至っています。ただ、昨夜寝る前に少し会ったとき、なぜか百人一首のカードを持っている。こんなものには興味を持つはずもないので、どうしたのだろう…と思っているうちに、上がって寝てしまいました。(また改めて真相を調べてみたいと思います。)

 

その後、私が作業をしようと思ったときに、ふと、このカードの箱を再度見て思いだしたのが今回のテーマです。

 

結局、何でも美しい、素晴らしいと感じる感性、何にでも面白そう…と興味を持つ好奇心、これらをいかに醸成するか…というのは、人生を左右するように思います。別に教科内容である必要はありません。何でも良いのです。広く深く…と欲張りたいところです。また、長続きせず、何ヶ月か経ったときに対象が変わっていても良いのです。

 

感受性から何らかの使命感に目覚めるのもいいと思います。私も、もうどういう年頃のことだったか、テレビで小児癌に苦しむ人の番組を見たときに、小さいときに思っていた医師への道を歩みたいという気持ちが戻ってくることもありました。

 

アスファルトの道の隅に咲く小さな花を見てどう思うか。最近は季節柄中々拝めませんが、あかね色の夕焼けを見てどう感じるか…。秋になってか弱い秋虫の声を聞いてなんか命のはかなさを感じるとか…。感受性が鋭いと、平凡な風景でも色々と感動出来るものです。勿論、逆に、些細なことに心を痛めることもあるので、辛いことも増えますが…。また、好奇心は、これは元々子どもは皆持っているものですが、悪く申せば、成長とともに、鈍ってくるのかも知れません。

 

ただ、お子さまに対して、感受性や好奇心は、決して鈍らない方向に対応してあげてください。何かに感動したということを訴えかけてきたとき、何かを知りたい…と聞いてきたとき、そんなことはどうでも良いから~~をやりなさい…という対応だけは避けていただきたい、そのように思います。そして、待たせないで、すぐに対応していただきたいとも思います。