中学受験でも、算数を除き、どの科目も暗記が伴います。漢字、慣用句、外来語、熟語…。生物各種、天体、鉱物…。社会はどの分野も暗記抜きでは考えにくいでしょう。

 

覚え方として、書いて覚えるとか、マーカーで線を引くとか色々あると思いますが、個人的には、

①声に出して覚える

②テキストなどのキーワードを濃い赤い線で塗り、緑のシートをかぶせていく

というのがお勧めです。

 

②に関してですが、機械的に書くのではなく、問題に対して応えを連想し、合っているかどうかを確認する…ということの繰り返しが有効で、覚えていなかったり間違ったりした場合は印を入れていく…。そして、2回目は印を入れたところだけを確認し、最後にもう一度全部を見る…というのが効果的ではないかと思います。

いかに省力化して効率を上げるか…です。

なお、空欄に自分で書き込める場合は、赤ペンで書いて、赤いシートで隠す…という方法が使えますね。

 

①に関しては、目と手だけではなく、口と耳も使う…というのも効果的なのです。勿論、塾などでの自習中やテスト中は唱えたりはできませんが、自宅であれば何も問題ないでしょう。

 

暗記できない…というのは半ば言い訳になっている場合が多く、実は、若い人(要するに小6中学受験生であれば11~12歳ですから…)は大人よりは覚えるのが速いものです。

 

大人の方が覚えるのがうまくいくとすれば、知っていることが多いので、知っていることと関連付けやすいから…というところがあるのでしょうが、若い人は無機的でも覚えられるものです。覚えられない…という逃げ方は、少し封じた方が良いかもしれません。そんなに覚えられない…ということはないものですよ。

 

私は暗記物は大嫌いなのですが、それでも、いざとなれば、英単語でも試験の前の日に50や100は覚えていました。(すぐ忘れるかも知れませんが…。そして、今は無理です。)