最近のスマホその他は、お勧めのトピックが勝手に表示されることがあり、便利と言えば便利なのですが、後から、あのとき読んだものをもう一度…と思っても見つからないことも多いのです。

 

どういう内容だったかはあまり思い出しませんが、要は、長い休みの宿題を、間際にならないとやらないお子さまのことに触れられていたのではなかったかと思います。そこで思い出したのは、私自身、中高時代、長期休暇(要するに、春、夏、冬休みのことです)の宿題をその休みが終わったときまでには殆どやっていないことばかりだったなあ…ということです。

 

一応これには言い訳もあって(まあ、言い訳も何も、要するに怠け者だった…というただその一言に尽きるのですが…)、通っていた学校は、例えば夏休みの宿題の宿題考査ですと、9月7日頃に実施されることが多く、提出期限がその9月7日のテストの日だったのです。今もそうなっているのかどうか分かりませんが、非常に合理的な流れだったと記憶しております。

 

一般的な学校の場合は、春休みだけは宿題がありませんが、中高一貫の私立の進学校の場合は、この限りではありません。それどころか、入学前に既に大量の宿題が出ている…そんな学校もあります。

 

で、話を戻すのですが、私は、やるべきことをきちんと日々に割り振らずに真面目にやらない…ということを奨励しているわけではありません。が、いざとなれば、短期で踏ん張って何とかする…という経験も悪くないのではないか…とも考えるのです。

定期考査にしても、私自身高2の1学期までそれはそれはひどい成績でしたが、これは、英語数学を除いて、テスト前日に踏ん張ればそこそこの成績になるのに、それすら怠った…ということの証でもあります。(国語理科社会に関して、日頃からコンスタントに勉強するなどということは有り得なかったと思っています。)一夜漬けは、忘れるのもすぐだ…という話しもありますが、別にそれはそれでいいではないか…とも思います。要は、短い時間しかなかったとしても、何とかしよう…という気迫と合理的な取り組みで、何とかなるものだ…ということを申し上げておきたいと思います。