入試を終えた生徒たちとは、単発では会う機会がありますが、それでも、アポを取っていただいて時間を確保しておかないと、少し会話を交わして終わり…ということも有り得ます。私の場合、新学年の担任担当の生徒さんの保護者との面談を数多く組んでいるので、授業でその教室に出向いていても、結構塞がっている…ということもあります。

 

高校などの場合も似ているところはあるでしょうが、まだ、高校ですと、出身校…ということでのつながりも大きく、時々再開する機会もあります。でも、塾は、そういうものもあまりありません。

 

本当は、1月まで担当していた生徒たちと、一旦ゆっくり話してみたい…という気持ちはあります。今もどうしているのか…。第1志望に合格した生徒は、どの程度今は緩んでいるのか、あるいは、意外とまだ勉強を続けているのか。そして、第2志望校になった生徒に関しては、気持ちの上で乗り越えられているのか…。そのあたりも気になります。

 

また、中学校に入ってから気をつけて欲しいことも色々あります。塾としての卒業式の位置づけの回は、もうすぐあるので、僅かにもらえる時間では、そのあたりのことにも触れるつもりはありますが、また、久しぶりに顔を合わせる機会でもあるのですが…でも、個々人とじっくり話す機会は、よほど先方がそれを望んでアポを取ってくださらない限り、ないのが現状です。

 

確かに、クラスを構成していた生徒たちを一堂に会する形で集めるのは少し気になる点もあって難しいところもあります。が、何かそれに準ずる機会でもあれば…と思うこともあります。

 

気になることがありながら…我々は次の学年に真摯に取り組んでいかねばならない…というところがあります…が、一番嬉しいのは、フラッと後輩たちを励ましに来たよ…と言ってやってきてくれる…ということですね。第2志望校に入学していても、そのように来てくれる生徒も多くいて、本当に、乗り越えて充実した毎日を送ってくれているのか…と分かると、少しだけ肩の荷が下ります。