結果が出ていない段階では、自分としての最善を尽くすべきと思います。まあ、こういう表現を使うと、極限までやりきるべき…というニュアンスになりかねないのですが、勿論、生活の全てを受験に向ける…ということはどうかと思いますので、あくまで受験に向けることの出来るエネルギー、時間、手間…は有効に使おう…という意味で申し上げました。

 

ただ、塾としてこの表現を出すのは卑怯ではありますが、でも、やはり入試にはどうしても運の要素もある。となれば、出た結果、そして進むと決めた道をベスト…と考えて行動するのが良いと思います。

 

これは、中高はあくまで過程で、大学が大事だから…という意味で申し上げているのでもありません。中高は大いに楽しむべきと思います。この期間も勉強だけのための6年ではありません。

 

中高が過程なら、大学も過程に過ぎないのです。でも、過程も大事ですよね。その意味では、さらに戻って、仮に新小6の方が、勉強に全力を尽くしているとしても、それ自体はある意味では尊いとも思いますが、生活全体の質は維持して欲しいとも思います。

 

大学などに入ると、勉強の質というか方向性が変わってきますが、ある意味で、中学受験のときの小6での1年間というのは、中々これに匹敵するほど勉強を必死でやる期間は今後ないかも知れません。

 

話しが少し逸れましたが、とにかく進む道は自分にとって一番で、見えざる手が導いたのだ…そのように考えてください。

 

そして、本当に有意義な6年間にしていただきたいと思います。勉強だけ…とならないようにしていただきたいですね。