各塾とも、志望校が同じ人たちを集める工夫は色々されていることと思います。志望者の分布がある程度限定された地域になる場合はその地域の中心となる教室に対象特訓を設置すれば良いのですが、志望者が極めて広範囲に分布する場合は、普段はある程度近い教室で勉強し、時々本格的に一カ所に集める…というアクセントを付ける方法が合理的でしょう。

 

昨日、新6年として最初のそのような(志望校が同じ人たちが一堂に会する)機会がありました。どうしても初回は色々な混乱が起こりやすいのでは?と恐れながら対応するのですが、意外と特に大きな問題はありませんでした。世の中ではB型が流行っているようですが、病欠者もなく、1回目を終えました。

 

今後も同様の流れで進むので、今回で慣れてくれれば、徐々に集合する意義をより意識してくれるようになると思います。

 

この、一カ所に集める教室は、交通の利便性を考え、そして志望校の割と近くでもある…というところでほぼ1カ所に決まっているのですが、思い出せば、私が主たる担当になってからでもこの教室で何年度もやってきたんだなあ、色々な生徒さんがいたけれど、みんなどうしているのかな…等と考えてしまいます。

 

新しい年度が始まったわけですが、彼らも、ここに集まる機会が入試本番まで(入試本番当日を除いて)これからまだ20回以上残っています。その、1回目があった…ということになるのです。