長くなりすぎたので、分けさせていただきました。

 

前回からの続きです。

 

今年の元旦にも能登半島地震がありましたが、兵庫県南部地震も中々強烈でした。あの年は、2月1日の統一入試日…ということになっていたのに、兵庫県の阪神間は壊滅的な影響を受けたので、見事に大阪京都と兵庫は日程がずれ、それ以降の猫の目入試日程のきっかけになってしまいました。

 

ただ、今でも、兵庫県入試の日程を伺っている(というか、そもそも灘中と甲陽学院中は、統一入試日から1,2日目の2日間入試と決まっている)併願校は多いわけです。

 

あの地震においては、特に神戸市、芦屋市は本当にひどい被害になりましたが、表現が妥当かどうかわかりませんが、大阪市が何とか持ちこたえていた…というのはせめてもの…というところがありました。しかし、神戸方面から大阪方面にやってきた人は、何か疎開してきた雰囲気がにじみ出ていて、すぐにわかってしまうようなところもありました。

 

また、翌日1995年1月18日から、阪急神戸線の西宮北口・梅田間は復旧しましたので、これも大阪の人には阪神間の被害を理解してもらいづらいきっかけになりました。私は震源地から数キロのところに住んでいましたが、大阪に出るのにこんなに苦労をすることになるとは思っていませんでした。阪神高速道路さえつながっていれば(そして、渋停滞がなければ…という条件も必要ですが…)車で40分ほど、電車も、JRの新快速ですと、もっと西の明石から大阪まででも38分程度です。それが、とにかく大変だったので、この年は、私は大阪市内に100泊ほどすることになりました。

 

さて、現実の今に戻って…私の担任担当の生徒さんたちですが、第1志望校の合格を惜しくも逃した方も、昨日、併願校を押さえました。また、昨日合格発表の学校が第1志望の生徒もいました。

 

中々中学受験は甘くないな…と思います…。