最近、投稿が完成するのがアップの数分前…ということが多くなっています。今回もそうです。あと、アップまで20分もありません。

 

大手塾のシステムについては個別の対応が弱いなど色々言われますが、私は、ある程度強制的に進めるペースがあるからこそ頑張れる…という要素も大きいのではないかと思っています。そして、大手塾のシステムにおいては、成績帯によって課題が調整されていることがあります。ここではあくまで一つの例として、最上位のAクラス、その次のBクラス、そしてCクラス…とあった場合、取り組むべき課題が、Aクラスは6番から20番まで、Bクラスは1番から12番まで、Cクラスは1番から7番まで…というような感じで指定されています。(必ずしも難度順とは言えないまでも、1番から何題かがその回の最も重要な基本的なパターンで、後ろに行くほど徐々に応用発展的内容になっている…ということでご理解ください。)

 

基本的にはそれに従えば良いのですが、以下の観点もお持ちいただけるといいと思います。それは、生徒さんお一人お一人、全ての教科、全ての単元において、理解度が同じとは限らない…ということです。

 

上の例で申せば、Aクラスでおられても、ちょっとこの単元は苦手だな…と思われたら1番から取り組んだ方が良いですし、また、後ろの方の問題は場合によってカットしてもいいと思います。逆に、Cクラスの方でも、今回は妙に快調で進む…という場合、指定は7番までだからと言ってそこで打ち止めにされずに、Bクラスと同じあたりまで取り組んでみてもいいと思うのです。

 

ただこの後者の方は、お子さまに事前にきちんとその意味をご説明いただく必要があります。と申しますのは、お子さまからすると、7番で終わり…と思っているのに、後出しで、いや、これで終わりではないよ、8~12もやりなさい…と言われると、非常にいやな気分になる場合があります。大人でもそうですよね。今日は残業無しで帰れそう…と思って帰る用意を始めたら、いきなり、いやいやこれもあれもやってくれ…と後出しで言われると、いい気はしないでしょう。

 

要は、クラス帯での指定課題ゾーンというのは目安である…ということを申し上げたいわけです。

 

(何とか間に合いました…あと10分ほどあります。)