筑駒の文化祭に行ってみました。
息子と二人。
息子も私も文化祭って苦手。失礼ながら何が楽しいかわからない。
音楽会聞いたって演劇観たって展示見たってそんなもんみたいならプロのを見た方がええやんとか思ってしまうタイプなんです。
もちろん学校の雰囲気などを見ることを目的とすればいいんでしょうが、文化祭見たって日常じゃないし。
ところが今回の筑駒の文化祭が面白かった。
筑駒を卒業した若手に、今度文化祭行ってみるんだよねと言ったところ、筑駒は文化祭に命かけてるやつが多いんでぜひ楽しんでくださいと言われました。
1年間かけてステージの準備をし、だから最終日になると泣いちゃうんですよねと。
その他もいろいろ聞きました。
そんな目線で観てみると、高校三年生?だか二年生?だかの子たちが全力でバカやってる。
なんかこみ上げてくるものがありました。
他人に媚びているわけではなく、自分たちが楽しむために自分たちで作り上げているという感じがする。
機転が利く。
そして何より感じたのが聴衆(筑駒生)を含めてなんか一体感がある。平たく言えば仲がいい感じ。
これが少人数校の強みなのかな?と感じました。
感受性の高い方の場合は事前情報を卒業生から聞かなくてもこういうことを感じ取れるんでしょうが、私は卒業生から事前情報を聞いて初めて学校の雰囲気というものを理解できました。
息子は海城を気に入ってたため、2月3日は海城を受験したいと言ってましたが、帰り道にふと、「筑駒いいな~」(上から目線)と。
私、中高の国立はなんとなく避けてるんです。
政府方針でどうとでも変わりそうな気がするから。
だから息子にもそれが乗り移り、国立、公立という選択肢がありませんでした。
なもんで、息子が「筑駒いいな~」と言ったのは想定外。
合格できるかどうかもわからないし、そもそも受験できるかどうか(成績がそこまでいくのか)すらわかりませんけど、視野も広がってめでたしめでたし。