日本(人)ってこんなことをする国民性だったかな? | 柿本 志信

柿本 志信

不動産FPのつぶやき(ボヤき)

Facebookに書こうと思ったが、長くなるのでこちらに変更。


まずはこちらをご一読。


米国で人気の街・ポートランドで深刻化しているホームレス問題の実態


日本でも地味に加速しているアメリカ不動産投資。




 
各州ごとに違いはあるだろうが、転売が加速すれば嫌でも物件価格が上昇=収益用として用いるので賃料上昇、とならなければ利回りが取れない。
 
別記事では、そこそこ収入があるのに「貸家はあるけど高くて住めない」事態も起きているらしい。


 
この2記事を読んだ上で、このページを見たら、どう思うだろうか?


きちんと居住者の権利も守りつつ、収益(利回り)をあげる分には何もケチをつけるつもりはない。
むしろ、健全な賃貸経営なくして、(少なくとも)日本の居住環境は守れない。

でも、冒頭リンクのような様になってしまったら、もはや「外部不経済」なのではなかろうか?

加えて、こちらにも目を通して欲しい。

エビデンスが不明瞭なので眉唾ではあるが、1つ前のリンクと言っていることに大差ない。
この、「他人事」感は、自分を選民か何かと勘違いしているからそう感じるのだろうか?

インフレで賃料や賃金が上がること、それだけなら特に問題ない。
ところが、どうやら上昇の中から給与は置いてけぼりのようだ。


典拠頁は敢えて記しません、他の記事も勉強になるので、読んでみましょう。


更に更に、この海外不動産投資熱、俄かに東南アジアにも広まっている様子。

経済的な軋轢や、いわゆる「憤青」のような人たちを増加させるようなことになって欲しくない。


本当に、このままだと何世代にもわたって築いてきた「日本観」が礫壊するよ!


「それって何?」と思った方、思いやりという言葉をもう一度熟慮してみましょう。



一応、不動産業の端くれなので、アメリカ投資も分からない訳ではありません。

基本はあまり推奨したくないが、それでも投資したい、でもリスクは知りたいと思った方はご一報を。


池袋不動産FP事務所