富田紗智子です。
無形の財産のお話
先日、あなたが今苦しくても、辛くてもに
無形の財産の話は次回に〜って書いたから、そのお話。
わたしはモラハラの父の元育ちました。
いつ、わたし達が地雷を踏んで、
機嫌が悪くなるかわからなかった。
だから、いつも空気を読むようにしていて、
髪の毛一本まで、
父の気配を察知していた。
機嫌が上がってるのか、下がっているのか、
この後不穏な空気はないか、
下がっているとしたら、どこかで上昇させるポイントはないのか。
隣の部屋に居ても、読もうとしていた。
この日々空気を読むことが、
今セラピストとして、そしてカウンセリング練習でものすごく役立ってる。
相手の意識が変わった瞬間や、呼吸が乱れたり、熱を帯びたり、
そこをキャッチできるんですね。
これは感覚なんだけど、
すごくすごく役立ってる。
そして、母
父に怯えててメソメソしていたから、
わたしはいっつも励ましてた。
そして、
父が言った言葉を、
母がこれ以上怒られない為に
父の言葉を噛み砕いて、わかるように説明してた。
でければ母の気持ちをそこで楽しくして、少しでも軽くしたい。
面白おかしい、例え話にした。
これが、伝えるという意味ですごく役立ってる。
勘違いの紐を解く時、
この噛み砕いたり、わかりやすい例えに言い換えたり、
とってもとっても役に立ってる。
嫌だった、悲しかった過去が、
まさか今に繋がるなんてね。
無形の財産になるなんて、
その当時はこれっぽっちも思っていなかったけど、ハタと気付くと繋がってた。
ただ、嘆いている間は気付かない。
自分と向き合って、
自分の足で歩き始めてから、どこかで気付く。
時代の流れが加速してる今、
自分の人生、人のせいにして嘆いてる場合じゃないかもね。
向き合うと決める、まずはそれ