※本日もかなりの長文です。
閲覧ご注意でつ♡




えー。

しばらく前から
ワタクシの家では

夫が家計のすべてを
みてくれています。

それまでは
私が全額預かって
管理してたんですけど。

やめました。


*****


ことの発端は、私が

貯金しようとすると
お金ナイナイが発症する

という謎の病に
侵されていたからです。

これは
前の旦那さん時にも
発症した病なのですが、

私、貯金しようとすると
「お金がない!!!」…って
なちゃってたんですよね。


*****


ウチの旦那さん、
しっかり稼いでくれる人で。
で、しっかり
使わせてくれる人でもあるから、
何の不安も不満もない。


…あ、いや。
ホントのこと言うと
あと5クラスぐらい上の
財力が欲しいンですけど(本音)



でもまぁ、一般的に言うなら
明らかにお金は「足りている」
のが、うちの経済事情で。


なのに、
貯金し始めると。私。

「金、足りねぇ!!!」

ってなるんですよねぇ~…(遠い目)


*****


私もともと
貯金しない人なので。

前の結婚の時に
はじめて貯金とか節約に
取り組んだんですけど、

その時も同じ穴に落ちた。
金ナイナイホール。



そもそも私の
お金の使い方って

目についた欲しい物を
買いたいだけ買って
その結果、
今月は◎◎円でした。
みたいな感じで。

使って積上った金額が
今月使ったお金。

◎◎円で生活しよう、
っていう意識がない。

うん、キリギリス生活(笑)

欲しいもの買って
お金のあるないを
気にしてないから

ノーストレスでした。


な・ん・だ・け・ど。


貯金しよう、って思うと
おのずと、
月々の使える金額…

つまり「枠」を
意識することに
なるでしょう?

だって、□□円
貯金しようって
思ったら、
それが残るように
生活しなくちゃ
いけないじゃない?

そーすると

◎◎円持ってる。
で、△△円使ったから
○○円残る。
で、今度▲▲円使うから…
げ、もうあと■■円しかない!!!

みたいな。

枠の中でどれだけ
「減った」かを意識する
ハメになるし

欲しいものを
その「枠」の中で
買おうとするから
その制限がまた窮屈で

なんせストレス。

…って私のこの
欲しいもの、ってのも
いかがなもんかと
思う所があるので
また別の時に書きますが。


ま、とにかく。

貯金しようと思うと
枠=制限がかかって
減る=ないにフォーカス。

で。

「金足りねぇ!!!!」
に、陥るという…。


*****


でもね、世の中には
こんな穴に落ちる事なく
当たり前に貯金してる人
いっぱいいるじゃない?

で、金額の問題でもない。

元々満足してた金額なのに
貯金はじめた途端、
ナイ!!!!って
なってるわけだから。

つまり何かが
おかしいワケよね。
…私のこのシステムの
何かが(苦笑)


*****


で、まぁそんな感じで
妖怪「金足り姐ぇ」が
憑依していますから

激写『妖怪 金足り姐ぇ』


事実はそうではない、
「ある」って思っても

ついつい「ナイ」がベースの
言動になっちゃうワケですよ。


私が旦那さんのお給料
全部預かってたので

外食に行くにしても
「あそこ高くない?」とか。

旦那さんはただ
旅行に行きたいね、って
希望を言ってるだけなのに
「いやーそれはムリ」とか。


で、一番ひどくなったのが
家の話で。


*****


今、賃貸に住んでるので
家買いたいな、
っていうのがあって。

で、旦那さんは
そこそこステキなお家を
建てたいわけです。

でも私は、

旦那45歳、息子0歳。
貯金、本当にゼロ
(夫もキリギリスです)

諸事情あって
生命保険も入れない。

稼いではくれるけど
一人でやってるから
彼が倒れたら
そこで仕事はストップ。


そーーーんな現実を
考えるとですね。


家なんて!!!
新築なんて!!!
絶対要らねぇ!!!
ってなっちゃって。

中古の古っっっい
マンションをいい感じに
リノベして住もうよ、と。

彼の実家はすでに
彼の名義だから、
もう一軒家はあるんだし。

先々、お義母さんの
体調によっては
マンションと家なら
入れ替わることも出来るし。

高額なローン組んで
日々の生活我慢するより、
そこそこの家に住んで
豊かに暮らす方がいいよ!

だってもう45だよ?
仕事もあんたしか
やれる人いないんだよ?
息子0歳だよ?!

産む気もないけど
欲しがってる2人目、
新築なんてしたら
もうホント絶対に
無理だから!!!!

大体、古いものが
イヤだなんて、
そのセンスがおかしいよ!

仕事頑張ってるから
自分の納得がいくものを
買いたいのはわかるけど、
大事な物が変わったんだから
価値観変えてよ!

現実を見てよ!!!!


…という思いが
怒濤のように押し寄せ。


これってつまり

「お前の稼ぎが足りなくて、
将来が不安なんだから、
しのごの言わずに
気に入らない家で諦めろ、このバカ」

って旦那に言いたいわけで。

でも、さすがに私も
色々経ての今、なので(苦笑)

自分のこの
激情にまみれた
正論(風)の怒りの中に
本音がないコトは
わかってる。

そもそも旦那の稼ぎ
悪くないし。
彼、これ以上ないほど
がんばってくれてるし。


だからこういう激情が
伝わらないよ~に
注意しながら
旦那と話するんだけど

こういうのって
まぁ、全然隠せないものでね。

結局、自分のこの怒りを
小出しで旦那にくらわせ続け。

で、これじゃイカン!と、
恐らく本音は
「不安で怖いよ」みたいな
ことなんだろうと思って
そう伝えてみるも、

「どんなことしてでも
俺は必ずなんとかするから」

という旦那の回答。


実際に燃え上がってる
(と、私には見える)
家計を握りしめてる私としては

気合いオンリーな返答に
かえって不安を煽られ

「何とかする、って責任感は
カッコいいんだろうけど、
本当の責任感って、
自分が何とか出来ない場合に
備えて準備するってことじゃ
ないんですか?」

みたいな(苦笑)


で、結局もうブチッとキレて
おいおいおい泣きながら
訴えました。

「稼いでくれてるし
感謝もしてるし
自分が勝手に不安に
なってるだけってわかってる(シクシク)

わかってるけど
なんでか知らないけど
毎日毎日、お金ナイって
なるんだよー(オエオエ)

れんくんの学費とか
老後とか、家とかなんか
色々いっぱい要るからさぁー…
やってもやってもお金
足りないんだよぉぉぉぉ(絶叫)

あるのにナイんだよぉぉぉぉ(超号泣)」


と、泣き叫びました。


そしたら黙って聞いてた旦那さん。
しばらく考えた後

「…わかった。俺が家計やるわ」

と、言いました。


*****


うちの旦那さん
これまでATMに
行ったことさえない人なんです。

仕事のことしか
考えたくなくて
時間とられるのもイヤで

結婚するまでは
現金は要る分だけを
お義母さんに言って
引き出してもらい、
基本、カードで生活。

で、これ、
ホントの話なんですけど
結婚するまで、彼
自分の給料
知らなかったんです。

うん、一応経営者なのに。
45なのに。
マジなんです。えぇ。

それにね、最近はもう
行かなくなったんだけど、
ウチの旦那さんは
飲みに行くのがスキで

一軒で10万は必ず使うんです。
ワイン開けたら
毎度30万近くなる。

ひどい時はそれで
1日に3軒くらいまわる。

もちろん経費だけども
全部が全部おちないし、
なんつーか…そういう
金銭感覚なんですよね。

ま、私も同じなので
気が合うのですが(爆)

これお金あるからじゃなくて、
あるだけ使ってれば
そこそこ好きな事って
出来るって話で(苦笑)


で、さらにうちの
旦那さんって
ジャンルで言うと

井岡会長とか
サバンナ八木とか…
浮世離れした人で…

平たく言えば
世間とか政治とか
将来とか保険とか
そういう
「ちゃんとした」こと
一切、知らない人なんです(泣)!!!


だからね。

これまでの私だったら
絶対「うん」って
言わないんです。
言えない。

息子もいるのに

今後どれくらい
学費がいるのかさえ

インターネット
使えないから(マジよ)
調べることさえ
思いつかないし、出来ない。

そんな人に
家計を任せるなんて…。

猿に核兵器ボタン
預けるようなもの。


出来ん。
絶対出来ん。



そう思ってたんだけど。。。



*****


「もうダメだぁぁぁ」って
泣いてた私。

「俺やるわ」って
言ってもらったらね。

一瞬、躊躇したけど
なんかねー心がね
すーーーーーっって
軽くなったの(驚)


だから「うん、ありがとう」って。
すんなり彼に
お願いしてました。


*******


結局ね、私の場合

金ない、金ないってのは

今から死ぬまでの
全ての「安心」を担保するには
金が足りん!!!

ってことを
思ってたみたいで。


家計を預かったからには
私が上手にやりくりして

来るべき様々な事態に備えて
準備をしておかなければ
ならない、と。

竹やり渡されて
この城を死守せよ、と
命じられた感じ。

どんな敵が、いつ
どれだけ来るか、
それに怯えながら
孤軍奮闘してたわけです。


それが私には…
荷が重かった(笑)


私の采配が
家族の将来を決めるようで
責任重大過ぎた。

夫はそんなつもりないって
言ってくれたけど、
わかってるけど、

でも、私は家計を預かると
そう思っちゃう。

貯金することで、
危機感を抱いてしまう。


だから夫に
甘えることにしました。

出来ない自分を
優先しました。

だって、出来ないし(笑)


そう決めたら
もうホント、ウソのように
それまでの激情が静まって

助けてくれた夫に
ものすごーーーーーく
感謝を感じました。

やっぱり頼れる人だなーって
すごく「男」を感じて
恋心がときめきました♡


*****


で、家計をゆだねて以来。

私の心は
とーーーーーっっても
平穏です。


「イライラしないと
思える金額を言ってね。
イライラするなら俺が家計を
やる意味がないからね」と
夫が言うので

私は自分がお気楽に
過ごせるだろう金額を
彼からもらい。

ほんでもってそれ以外で
欲しいものや
食べたいものがあれば
彼におねだりをする、

という形になりました。

そーすると。
もう、ほんとあっさり。

お金、ある。
足りまくってる♡

に戻ってくることが
できました。



それに彼に
おねだりをすると、なんか
恋人の頃に戻ったみたいに

買ってもらったり
連れて行ってもらうのが
とても嬉しくて
感謝できるようになりました。


自分が家計を握ってると
買っても、
「高かったな…」とか
自責の念にかられたり、

食べに行っても
「ごちそうさま」って
彼に言われたりしてましたが。


彼が決めることなので、
買ってくれたなら
「ありがとー♡」だし
今はダメって言われたら、
「考えてくれてるなー♡」だし。


私はもともと
彼を信頼して結婚したんだし

家計に関してももう
信頼しています。


で、もし先々
何か問題がおきても

彼が私たちの為を思って
やってくれたけど
そーなった、ってことだから

もうそんなもん
仕方ないし。

その状況に合わせて
また3人で楽しく
生きて行くだけのことで。


これがもし
私が家計握ってて
何かの事態に備えられて
いなかったら。

誰でもなく
自分が自分を責めて
その自己防衛で
必死になっただろうし。

こういうことに関する
責任をとる肚って
女より男の方が
すわってんのかなーとか
思いました。


なにより、その
来るか来ないか
わかんない事態の為に

私がずっと
ビクビクしながら
過ごしてくことの方が
ウチの家庭にとって
大きいな損害なわけで。


なんでもっと早く
頼らなかったのか、と
思うばかりです。

出来ないことは
出来るようになるのばかりが
解決法じゃないんだね。

それに不安を委ねたら
旦那さんと恋人になって、
女らしさも戻ってきた。

いーことばっかです(♡´艸`)


*****



えー大変長くなりましたが。


誰がホントは
猿だったのかっちゅーと

ワタクシでした♡(照)

というお話でした♪w



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