初めての出産でいろいろあったスタッフの出産体験記・後編です。
(6年ほど前のことなので、今とは変わっていることもたくさんあると思います。また、アドバイスはあくまで個人的な意見です。)

キラキラフライング入院病院
そんなこんなで予定日前日の検診。
出産の兆候があると言うことで、そのまま入院することになりました。
ワクワクしながら1日病院で過ごしたのですが、次の日にはその兆候が消えて退院。
まさかのフライング入院まで経験しました。

ハート出産にやり
しかし、予定日には出産したいと思っていたので、たくさん歩くことにしました。(歩けば出産につながると雑誌か何かで読んだ記憶があったのです。)
大きなお腹を抱えて○オンの1階から3階まで全スペースを歩き回りました。
その日の夜11時、破水して病院へ。(この時はかなりの羊水がでたので、破水しきったと思っていましたが、実は高位破水だったことが後でわかりました。)
さあ、待ちに待った陣痛です。
例えると、自分がボールになったかのような感じでした。
お腹に、ポンポン空気を入れられて、破裂しそうに苦しいけど、我慢しなければならない。
でも、我慢しきれずお尻から空気がもれそうになるから、(テニスボールで)お尻を押さえてもらう。
その繰り返しでした。
陣痛時は腰をさすってもらうイメージでしたが、私の場合は一晩中主人にお尻を押さえてもらうという、なんとも恥ずかしいものでした。

ハートバースレビューよりハート
この後のことは、痛みとの戦いで、記憶があやふやなので、出産後すぐに書いたバースレビューをもとに解説します。

前駆陣痛とは違うところが痛いな。(予定日1週間位前から毎晩、重い生理痛のような痛みに襲われていました。)
こんなに痛いのに、まだ分娩室に入れないのかな。(陣痛が弱く、分娩室の手前の部屋でしばらく待機させられました。)
やっと分娩室に入れたけど、まだ産めないの?
先生、羊膜やぶっちゃった!破水ってこんなに出るの!(陣痛が弱いので触診されたのですが、その時に羊膜がやぶれて、バケツをひっくり返したような羊水が出ました。この時に、昨晩の破水は高位破水だったと気づきました。
これで産めると思ったのに、まだ陣痛弱いなんて・・・。誘発剤で出るなら使ってください。(先生が誘発剤を使う宣言をしました。)
やっといきめる。けど、どこに力を入れればいいの?なんかつかえて出てこない。(赤ちゃんの髪の毛までは見えてるけど、そこから進まずで、心音が下がり始めたので、吸引することになりました。)
赤ちゃんの頭、つぶれないかな?引っ張ってください。えっ押すの!出た~!(吸引したけれど、それでも出ず、先生が馬乗りになって私のお腹を押して、やっと産むことができました。)

こうして無事我が子と対面することができました。

ちなみに、切迫流産・切迫早産で入院しましたが、入院からしばらくしてから入院保険に加入していたことに気づき、申請しましたが、ちゃんと保険金をいただくことができました。
また、吸引分娩の場合、手術扱いになって、対象の保険に加入していれば、保険金がおります。
私はこの事実を、産後かなりたってから知ったため、申請できませんでした。
(妊娠・出産時は何が起こるかわかりません。自分が加入している保険の内容を確認しておくといいですよ。)