通勤時のaudibleな時間。
たまに居眠りして巻き戻し繰り返してるけど
読書好きとしては
なかなか大切な時間になってる今日この頃
今回は映画化もされた『正体』を聞く
聞くんだけど読書って言っちゃうよね!?
合ってるのかな
長い小説だったけど
一気読みしちゃいました。
(ネタバレ含みます)
個人的にはめちゃくちゃおもしろい!
と思える感じの
好みのタイプではなかったんだけど
なぜか聞き出すと止まらない。
死刑囚の脱走という、あり得なさそうなストーリーではじまり、、
潜伏先、結構あるもんなんだね、、
と冷静に思ってみたり。
もし自分なら、、、
側にいる人がやっぱり指名手配犯かも!?
という疑問を持てる自信もないし、
もしかして、、で通報する勇気持てないよな。
と、思ってみたり、、
そして、
こんな形でこんな簡単に冤罪が生まれていくんだという点でも
なんだか考えさせられる部分も多いお話です。
読みすすめていくうちに
主人公がどれだけ善良で自分より他人を優先するようなあたたかい人なのか伝わってくる分、
なぜ、こんなこと起きちゃうんだろうか
と、なんとも言えない気分に、、
基本的には想像通りの展開が多いんだけど
立てこもりや警察の突入には、
もうハッピーエンドにしてと言いたくなったな。
さすがに、無実の証明は
清々しいというより
個人的には今更、、と虚しい気持ちに。
ただ、中山七里の法廷ものを読んだ後の影響か、、
ここの部分もっと深掘りしてと言いそうになった。
結局、ボイスレコーダーどうしたの!?
銃殺は意図的だったの!?とかモヤモヤの不完全燃焼。
そして、何より、、、
各拠点で出会った人たちと最後に再会させてあげたかったな。
信じてくれる人がちゃんと居たんだよと、
あたたかい気持ちを感じて欲しかったなぁ、、、
ホントになんとも言えない気分でした。