久しぶりに観ることができた

マイ・ディア・ミスター





はじめて見た時、完全にキャストで選んで見たんだけど

そのときは、暗いな。

IUちゃんが盗聴とかなに?

人間愛だけど、なんかストーカーちっくじゃん。

とまるで響かなかった。



そこから、数年。

韓国での評価の高さに、なぜ自分の感想は違うのかな?

と気になり2度目の視聴。



ひたすら泣く。

いや、もう号泣。



そして、3度目の視聴を前に

イソンギュンの訃報。


素敵な俳優さんで、ドラマはけっこう見てたのもあって

なかなか3度目に辿り着けず。



韓国特有の葬儀の様子も隠し撮りされまくり

ちょうどその時、観ていたドラマが奥さまのドラマだったのもあり

なんかもう、、、言葉なしという感じ。



個人的に、ドロドロ・意地悪・病気なしな韓国ドラマもあるんだと

こんな心を熱く暖かくするドラマがあるんだと韓ドラに目覚めるきっかけになったミセン。

同じ脚本家さんだったことを知る。



この、マイ・ディア・ミスターもだけど

たぶん、この脚本家さんの深さが個人的にかなりハマるんだと思う。



そして、やっと見れたイソンギュン。


3度目の視聴。

特別にファンという理由でもないけど、なかなか見るまでには時間がかかりました。



素敵なアジョシ。

素敵な3兄弟。


だめんず満開のお兄さんも、やっぱいい奴で憎みきれない。

孤独に生きてきたジアンにとって、ドンフンはもちろん

この3兄弟の温かさを想像するとそれだけで泣けちゃう。



ジアンの生い立ちは不幸すぎて

そして、幼い頃から世間を何も知らずに成長してしまったジアン。

誰も当たり前を教えてくれなかったその環境が切ない。



必死に強く生きようとするジアン

人のあたたかさを教えてくれたアジョシ。


ジアンに注がれるこの温かさにどれだけ救われただろう。


優しさなんて単純で安直なものではなくて、もっと心に染みる温かさ。

だからこそ、ジアンの涙がまた心に沁みてくる。



どうってことない。

恥をかくことも、後ろ指をさされることも、何てことない。

幸せになれる。

俺は大丈夫だ、幸せになる、絶対に。




なんてことないって言ってたこのセリフが

あまりにも突き刺さり過ぎて号泣。



何かにつまづいた時、

こんなに刺さる言葉があるのかな。



改めて、、、


後ろ指さされることなんて、なんてことない


あのときのあの瞬間のイソンギュンにどれだけの人が届けたかった言葉だろうかと思うと、それもまた泣けてしまう。



ほんとに素晴らしいドラマ。