私のいるところはこの時期が畑の農繁期で、更に少量多品目の野菜を栽培しているので収穫に忙しく、あっという間に1日が経ってしまい、ネットを開いてもチェックすることをしたらもう眠たくなっている、という状況です。
今年は、最初の種まきから収穫までを1人で初めてやってみました。
それまでは他の人と一緒に育てていたのですが、全部の責任が自分だけではなかった分、最終的にはちゃんとした作物が取れていたし、大体手順も分かるし育てられると思っていたのですが、実際やってみると、まあ、これが「当たり前」ではないと実感しました。
この写真はキャベツですが、この前に白菜も初めて大量に栽培してみたのです。
ところが、「当たり前」に巻く(「結球する」と言いますが)と思っている白菜が、全体的に巻かなかったんです。
原因としては、タイミングに追肥する(肥料を足すこと)とか、元々植えている畑の地力が弱かったとか、色々考えられます。
でも、それを自分でちゃんと見極められなかったことで、白菜の巻きが甘くなってしまいました。農産物で収入を得ようとする場合は、これでは成り立ちませんよね。
幸いにも味が良かったので、友人・知人が買ってくれました。
その白菜の教訓を生かしてキャベツは気をつけたおかげか「当たり前」に巻いてくれました。ただ、季節がちょっと遅めだったので、虫が入り始めたおかげで、小さめのキャベツにはなってしまいましたが。
当たり前に巻くと思っていた白菜やキャベツは、「当たり前ではない」というのを今回体感しましたが、毎年、白菜やキャベツが巻いているというのは、実はすごいことなんじゃないか!?と思いました。
そして、毎年同じように白菜やキャベツを作れるって、本当はすごいことなんだ、というのを、どのくらいの人が感じているでしょうか?
見ているのは、
「今年のキャベツは、白菜は、高いねー、安いねー」
じゃないでしょうか?
どの分野も、最終的には当事者にならないとその共感は得られないとは思いますが、作物を同じように栽培できる農家は、技術職だと感じます。
それを敬ってこなかった、あるいは卑下した結果が、農家の高齢化、後継者不足、人手不足につながって、今回のような世界情勢が不安定になると、影響を受けるような弱い体制になっているのではないかなと感じます。
少なくとも自分は、今年の反省を元に、次の白菜・キャベツを「当たり前」の巻いた、美味しい作品にしたいと思っています。
