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「あの森って言う刑事さんが手配したみたいです。 その警備網を掻い潜ってまんまと殺しを実行されたんですから、かなり組織の中でも立場が苦しくなってる筈なんですが。 意外と平然としてましたね。」
  谷口が同意を求める様に下田を見た。

「あの刑事さんは外事だろ。 別に刑事課じゃないから、表向きには伯父貴や昨日の殺しとは関係が無い外国のスパイかなんかの捜査でパレスを張っていた言う事なんだろう。 そんな事を他の刑事に言ってたじゃないか。 でも、本当は殺しを追っていたとしか思えないが。 どうして、パレスを張る気になったかだな。」
  下田が亮二に視線を向けた。 何か知っているでしょと言わんばかりの視線だった。

「由麻が誘拐と言うか失踪した事件の事を俺が話したからかも知れない。 あっ、そうか。」
  煙草を口にしようとして亮二の手が止まった。 下田と谷口が息を飲んだ。

「おまえ達には話して無かったと思うが、由麻の失踪事件とそっくりな事が俺の仕事上のお客様の今は奥さんになられた人の身に起きていたんだ。 それを森さんも知っていたから。 何かパレスで起きると踏んだんだろう。」

「えっ、じゃあ。」
  下田と谷口が同時に声を出し、顔を見合わせた。

「何か知ってるのか。」
  今度は亮二が驚く番だった。

「それって、もしかしてナオって言う女の子ですか? 結婚していたとは思わなかったな。 凄い別嬪さんだったけど。」
  下田が残念そうに言った。
「おまえから名前は聞いて知ったかぶりを決め込んでいたけど、写真を見て無いんだ。 そんなに美人なのか。 そうか、姐さんと言い、誘拐されるのは美人と決まっているのか。」
  谷口が何か重要な法則を発見したとでも言う様に感心して言った。

「あぁ、美人だ。 由麻とは全く違うしっとりとした綺麗な人だ。 結婚されたのは誘拐事件が起こってからだが。 どうして二人がその奈緒美さんを知っている?」
「それがお話ししようと思っていたヒロがゲロった二つ目の話しです。 その奈緒美さんって言うんですか、ナイトライフにはナオって源氏名で特集されてたんですが、ヒロはその人の誘拐に関わっていたようです。 沢田とか云うタクシーの運ちゃんに金を掴ませてその人を誘拐して、IMSに送り込んだらしいです。 それがロシアから北川への依頼事項だったと言う事を言ってました。」
  下田はアイスコーヒーを啜って一息継いだ。

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