日本ピアノ調律師協会中部支部では、2024年度より

名古屋市のキャリアタイムサポーターとして登録しており、

ピアノ調律師のお仕事を紹介する出張授業を受け付けております

 

 

 名古屋市キャリアタイム職場訪問

 

2025年8月19日  第一楽器植田店

名古屋市立西陵高等学校2年の生徒さん2名が職場訪問

 

午前中(調律部門)は先生も同席。以前菊里に7年程いらっしゃったとのことで音楽や楽器の理解もあり、合間に生徒さんへのフォローもしていただいた。

 

内容としては午前中(9:30集合、店舗や教室の準備)10:00よりグランドピアノ、アクションモデルを用いての説明

 

①調律師協会の役割

メーカー、楽器店、個人という所属の垣根を越えた会員で成り立ち、お互いの情報交換や研修を通じて技術力の向上を図ること。

外部に向けて学校へ出向いての講座や、コンサート時にピアノの仕組みを知ってもらうため解体ショーを行ったりしていること。ピアノや調律について興味、関心を持っていただけるように活動している。

 

②なぜ調律師になろうと思ったのか

自分の経験を踏まえて、就職活動の中で楽器店の説明会に参加、技術を身に付けることで将来独立しても仕事が出来ると考えた。

初めから調律師という仕事を考えていた訳ではなかったけど、きっかけがあって今に至るという事で、学生さんにも今日の体験がご自身の将来を考える上で選択肢の一つと捉えてもらえたら幸いと話した。

(メーカーの養成所、専門学校の話)

 

 

③調律体験

割り振り、オクターブ、ユニゾンの説明と実演、その後学生さんにもユニゾン合わせを体験してもらう。

 

(二人とも自宅には電子ピアノ、レッスンは中学生くらいまで)

感想を伺うとハンマー操作や打鍵のタイミングは難しいと感じたよう。

音の唸り(ズレ)はデモで聴いてもらい、先生からも助言をいただいて理解してもらえた。

 

 

午後からは店舗で店長さんの指示により、入荷した楽譜の書棚への仕分け整理、POP作成、ギターの弦交換を実施。

 

(16:30体験終了、解散)

 

 

ご協力いただきました第一楽器様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

(記 : 加藤明・伊藤嘉奈子)