山の価格ってなんなの?

山、山林ともいいますが、普通木がはえています。ですので山の取引は地面の値段プラスはえている木の値段ということになります。

昔は市街地に近い山なんかは、団地を造成するために買われたりしていました。ちょうど団塊の世代がマイホームを買う年頃になって、住宅用地がジャンジャン売れた時期です。

今は人口が減少期にはいっていますので、団地開発のための山の取引は殆どありません。

ここ数年はメガソーラーのための山の取引が目立っています。

山の取引価格には木の価格が含まれますが、あくまでも売り物になる木だけ。

雑木や竹は価値なしです。竹の場合はタケノコの分だけ少し価格が付くかもしれませんけど。

主に建材になる木ですね。

木が建材になるのは最低でも30年、立派な木にするのは50年以上かかります。

今苗を植えても伐採するのは孫の代になってから。だから今伐採できる木は昭和30年頃に植えたモノ。

しかも苗を植えた後も枝打ち、間伐、下草刈りと世話しなければ太くてまっすぐな木に育ちません。

このあたりの事情は、説明するより去年公開された矢口監督のWood jobという林業を題材にした映画を見るとよく分かります。長澤まさみも出ているし。

したがって木の価格というのはその大部分が人件費です。うちの柱も誰かが育ててくれたのかもしれません。