抗がん剤の常識 | 成存の法則(すい臓ガンの場合)

成存の法則(すい臓ガンの場合)

母が膵臓癌になり「余命3ヶ月」と宣告されました。
それでも今も母は成存しています。そしてこれからも・・・

1月18日2013年


この日、朝7時00には、ホテルをチェックアウトし、再び新幹線で名古屋に戻りました。

新幹線は動いているものの、やっぱり時刻に30分ぐらいの遅延があったり、新幹線もスピードを落としての運転だったので、時間に余裕を持って動きました。


再び名古屋セントラル病院へ。


この日は中尾先生は休診だったので、別の内科医の先生が出てきましたが、結果抗癌剤はもらえませんでした。 今思うと、まぁー確かにそうですよね。

風邪薬じゃないんだから、来てすぐ処方するなんてわけには行きませんよね(苦笑


参考のために、なぜ処方してもらえなかったか・抗癌剤を摂取する上での注意点を書き溜めておきます。


① 近隣の病院である方が良い。

   → これは、やはり抗癌剤の影響や、副作用で何かが起きた場合に東京・名古屋の距離では

      対処しきれない。


② 抗癌剤に対する知識の浅さ

   → 抗癌剤の説明が記されたハンドブックを頂きました。 こういった物を理解した上でないと、

      病院は抗癌剤を出してくれません。


③ 治療方針が未定

   →  これからどのような治療を施し、何をゴールとする抗がん剤治療なのか・・・

      これを明確にした上でないと、摂取量・回数等も変わってくる。



当たり前の事なのですが、テンパリ継続中の私達は、誰一人考えもしない答えでした。

言われてみて、「そりゃそうだ・・・(失笑)」となったわけです。


この対応も、名古屋セントラル病院の適切な処置だと、後から思えました。

私達を医者の目から見たら、どう考えても話し合いが足りない、焦りのど真ん中に居る家族だと分かったのでしょう。 きちんと理解もせず、心も頭も準備ができていない患者さんに、抗がん剤を処方しない。 しかも、きちんと私達の事を考え、近隣の病院を勧めて下さった・・・など。 今思い返してもこの時、抗がん剤を始めないでよかったと思っています。












だ・・・なんで来させたんだよ~じゃあーーーー?? (`・з・)ブー


と言う気持ちは正直残りますが、

恐らく、秘書さんとのミスコミュニケーション・・・という事で・・・

(まぁーその時は、相当イラッとしましたけどね(笑)


ま、そんなこんなで、手ぶらで名古屋セントラル病院を後にし、

再び新幹線で京都へ・・・

事前に、大津赤十字病院には、雪の為遅れる可能性があります、

と謝りの電話を入れておきました。


が、ラッキーにも遅れる事無く、大津赤十字病院に着いたんです!