今週は
チュソク(秋夕)休暇の韓国です
その直前 五台山登山にトライしようと思い立ち
急遽旅行を決行
チュソク突入前の移動で人混みを避ける思惑
月曜日の昼前にソウルを出発
KTXでジンブ駅まで
ファーストクラスで
片道26300ウォンです
釜山行きKTXより新型の車両です
ホテルはアルペンシアリゾートの
インターコンチネンタル
今回で3度目の宿泊です
部屋からの眺め↓
平日 しかも月曜とあってガラガラ
1時ごろにチェックイン
その際
最上階のテラス付きの部屋にアップグレードしてくれた
あれこれホテルの案内を韓国語でしてくれた最後に
「現在ドラマの撮影中ですがご迷惑は極力かけないように気をつけています」
とのことだった
どんなドラマだろう
タイトルはGrand Shining Hotel
早速
散歩着に着替え
とりあえず近所の
スキージャンプ台まで歩くことにした
タワーの展望台にも行きました↓
その途中
ホテルフロントから電話があり
「あのー、明日は最上階でドラマの撮影が入っています。
お部屋を変えましょうか」とのこと
もう出かけてるし
荷物もまたまとめるの面倒だから
「明日も1日出かけるから大丈夫ですよ」と答えておいた
それが間違いだった
翌朝8時過ぎ
廊下から数人の声が聞こえる
うるさくは無いので気にしなかったけれど
コーヒーを飲みに行こうと部屋を出てびっくり
廊下の端にあった窓は塞がれ 真っ暗
すでに撮影が始まっていて
エレベーターホールには近寄れないとのこと
幸い逆側の端にも エレベーターホールがあったので
そちらに行くと
警官が6人くらい立ってる
「何があったの!?」と一瞬ビビる
でも
皆さん 俳優さん達でした
本物と全く見分けがつかない制服姿
いくつになっても成長しないオージー夫は
両手を差し出し 逮捕されるポーズを取る
偽警官さん ひとりだけクスッと笑ってくれた
その後も
部屋に上がったりロビーに下がったりする度に
スタッフや俳優さん達に遭遇
ドラマのホテル名の看板もたくさん準備されてました
エレベータホールも機材でいっぱい
一度
スイートルームのドアが開いていて
スーツ姿の男性が一人ソファに座ってるのが見えた
きっとリード(主役)俳優だよねと夫と話していた
2度目リフトに乗ると
ホテルの案内表示がドラマのホテルの名前に代わっていたけど
綴りが間違ってる〜 くすっ
まあ こんなところは大きく映らないだろうけど
Grand Shnngになってました😀
夜は近くの焼肉屋さんが並ぶマウルまで歩いて
二人で4人分食べた
2日目は予想よりも雨模様だったので
登山は翌日にすることにして
近くの竜平リゾートに行き
(アルペンシアと竜平は無料シャトルが1日2回出てます)
長ーいケーブルカーで
発王山頂上付近に上がり
その周りをトレッキングすることにし
ケーブルカーチケット窓口前の写真スポット
うまくいけば頂上からは雲海がみれるかもーなんて期待もあった
なのに 到着してみたら
雨です☔️
山下の景色は全く見えない頂上
結構濡れました
でも
500年や1000年の木々の生命力に
エネルギーを頂いた
2種類の木が一本のように育っている神木
そして
2月のスキー時には席取り合戦だったレストランを
独り占め状態でランチ
カフェの横で売ってる人形焼がおいしい
中は
チーズ&コーンと小豆&くるみの2種類
姿は見えなかったけど散歩中 フクロウの鳴き声は聞こえました
雲に囲まれ
何も見えない頂上でのんびり過ごし
リゾートまで戻ってくると
ドラマ撮影が絶好調で
お部屋の掃除ができてないという状況
せめてフレッシュタオルを とお願いしたけど
なかなかこない
ので
「やっぱり部屋変えてください〜」とフロントデスクに電話した
すぐに
フロントの担当者が来てくれて
荷物を一緒に運んでくれた
荷物を抱えて部屋から出ると
ドラマのスタッフ達が
”チェソンハムニダー”と謝ってくれた
いえいえ
この階にアップグレードしちゃったのが間違いだったのよね
最上階に宿泊してたの私達だけだし
それにしても
1階のロビー付近も
ラウンジカフェもエキストラやら
脇役やらの役者さん達でいっぱい
子役も含め
みんな出番を待ってる
夜もずっと雨なのでディナーをホテルで取ることにして
1階に降りたら
撮影場所が最上階から1階に変わっていて
まぁ とても賑やか!
夏の設定なのか
アロハ姿のパパ役と子役が
大きな浮き輪を持っていたり
主役(多分)の女優さんが私の隣をスリッパでペタペタと歩いてる
とレストラン入り口に着くと
目の前にはスリーピースのジャケットなしの細身の男性が
ちょっと他の人と雰囲気が違う
ほぼ30cmの距離
で 振り向いたら
やはり主役の俳優さんでした
イ・ジフン(Lee Ji Hoon)さんという方
肌がめっちゃキレイ
あ Kドラマにつきものの
アジュンマ俳優さんは見当たらなかったな
クセの強い役のような
お化粧の濃い歌手役の女性もいた
みんな衣装のまま その辺にゴロゴロいる感じ
私たちもエキストラと思われてるかも
結局この日は11時過ぎまで撮影をしていた様子
機材もかなりの量だったし
ロケは大変な仕事だなぁと実感しました
3日目(最終日)
雨が上がりそうなら登山決行の予定で
早起きしたら
予報が外れ ずっと雨に変わってた
チュソク連休前日とあって帰りのKTXは最終便しか取れなかった
午後10時半までどうしよー
と 念の為
今日のKTXの空き状況を調べたら
1時間後のKTXは取れることが判明
キャンセルが出たのね
すぐに荷物をまとめてチェックアウト
タクシーを呼んでもらい駅へ
こういう時は韓国のパリパリ文化が役立つ
運転手さんかなり急いでくれました
発車10分前に到着 駅の窓口で
チケットを見せて
次のKTXに変更してくださいと言ったら
即チケットを出してくれた
KTX予約チケットは
3時間前までなら
当日キャンセルも無料なのが嬉しい
登山をゆっくり楽しむ予定が大外れ
ホテルもガラガラでのんびりのはずが
なぜか撮影で大賑わい
予定通りに行かなかったチュソク前の旅行でした
ま こういうこともあるよね
でも 食事もおいしかったし
キレイな空気を吸えたから良しとしよう