桐生市にある観音院は正式には諏訪山観音院能満寺というらしいですが地元の人達からは日限地蔵尊(ひぎりじぞう)もしくはお地蔵さまと呼ばれています。毎月24日のお地蔵様のお縁日は沢山の人達で賑わいます。
境内には本堂の聖観音菩薩さまと並びこのお寺の通り名となっている地蔵菩薩さまの他、お賓頭盧さまやお不動さまなど数々のお堂がありますが、その片隅に写真の青面金剛さまがいらっしゃいました。
駒形に六臂宝剣護持形で三叉戟、宝輪、弓矢にショケラを掴んでいます。火炎を配した光輪と日月を飾っています。足元は残念ながら木の葉が邪魔してみえませんが、邪鬼を踏み締めているように思います。
最近も境内を拡張して子ども向けの広場など作っていると聞きました。いつまでも地元の人々に親しまれ続けているお地蔵さまです。